オートソックって本当に使えるの?
ネットでは良いレビューが多いけど不安…
このページでは、オートソック(Autosock)の評判や口コミ、雪国で生まれ育ち金属チェーンに慣れている管理人の感想を合わせて、オートソックに関する疑問を全て解消します。
状況に合わせて気になる部分を読んでみてください。
オートソック(Autosock)の評判・口コミ
良い評判・口コミ
タイヤの上から被せる感じなので、吹雪の中でも簡単装着・工具不要なので、煩わしさはありません。
チェーン規制でも止められることはありませんでした。コンパクトでトランクに入れておいても邪魔にならない。
10センチ位の積雪の走行は問題ありません。あくまでも緊急用ですが、費用対効果は良いと思います。
悪い評判・口コミ
布製のチェーンなので、金属のチェーンと違って走行時の騒音が静かすぎるので、運転に慣れるのにかなり時間がかかります。走行速度は遅い。
使用はまだ2回なので、耐久性は分かりませんが、高速運転・アイスバーンの走行は不安が残りました。
オートソック(Autosock)を使った管理人の感想
- コンパクトで軽い
- 脱着が簡単
- ホイルに傷がつきにくい
- 乗り心地が悪くならない
- スリップしにくい
- 耐久性が気になる
- 駐車時に外すのが手間
- 濡れていると取り外し難易度が上がる
私がオートソック(Autosock)を高く評価している点は5つ
- コンパクトで軽い
- 脱着が簡単
- ホイルに傷がつきにくい
- 乗り心地が悪くならない
- スリップしにくい
私の主観としては、こんな製品待ってましたという感じです。
JAFの人も使っていたり、ディーラーの友人(新潟県勤務)もおすすめしていたので、モノとしては間違いないと判断しています。
良い点①:コンパクトで軽い
え?チェーンってこんなに軽量化されているの?と、商品が届いてビックリ。
鉄製チェーンは、重くてかさばるので、収納や取り付け・片付けが煩わしいですが、オートソックは大きさと重さを解決してくれます。
コンパクトで軽いと、つくりが心配かもしれませんが、結構しっかりしています。
冬の必需品としてトランクに積んでいても邪魔にならないので大変便利。
良い点②:脱着が簡単
脱着方法の説明書がついてきます。
説明書では簡単そうに記載されていますが、実際に試しに脱着してみたら、本当に簡単でした。
チェーンを一度も装着した経験がなくても、1タイヤあたり2〜3分あれば完了します。
取り外し時も簡単です。
良い点③:ホイルに傷がつきにくい
鉄製チェーンだと、タイヤホイールに傷つきやすいため、できるだけ使用したくないと考える人は少なくありません。
しかし、オートソックは生地が柔らかいので、鉄製チェーンに比べてタイヤホイールの傷を心配しなくて済みます。
良い点④:乗り心地が悪くならない
金属チェーンだと、ガタガタな乗り心地になりますが、オートソックは靴下を履かせるようなものなので、乗り心地が悪くなりません。
特に車酔いしやすい人には良いかもしれません。
良い点⑤:スリップしにくい
新潟県のスキー場に行く際に使用してみましたが、スリップすることはなかったです。
しっかりとグリップ感もあったので、運転中も安心でした。
ただ、アイスバーンの路面では使用したことがないので、未検証です。
私が微妙だと思っている点は3つ
- 耐久性が気になる
- 駐車時に外すのが手間
- 濡れていると取り外し難易度が上がる
私は金属チェーンに慣れているので、どうしても比較してしまいます。
気になった点は以下です。
微妙な点①:耐久性が気になる
乾燥した道で装着したまま走行すると消耗が早そうに感じました。
そのため、できるだけ長く使用したい場合は、道の状況を見ながら脱着した方が良さそうです。
耐久性を考えると、金属チェーンに軍配が上がります。
微妙な点②:駐車時に外すのが手間
駐車時に装着したままだと、路面と製品が固着して破損を招く必要があると、説明書に記載されていました。
金属チェーンに慣れている人だと「え、めんどくさい…」と思うはずです。
でも、本当に脱着が簡単なのでそこまで苦にならないと思います。
微妙な点③:濡れていると取り外し難易度が上がる
オートソックが濡れて汚れがある状態だと、グッと力を入れないと外せなかったです。
女性でも取り外せるくらいでしたが、素手だと危ない気がしました。
そのため、作業用の軍手や厚手のゴム手袋などがあると安心だと思います。
オートソック(Autosock)使用時の注意点5つ
- タイヤサイズに合ったものを選ぶ
- 装着前にタイヤに小石が挟まってないかチェックする
- 駆動輪に取り付ける
- 坂道で脱着しない
- 速度を出しすぎない
注意点①:タイヤサイズに合ったものを選ぶ
オートソックは、さまざまなタイヤのサイズに合わせて商品が分かれています。
そのため、愛車のタイヤサイズに合わないものを買ってしまうと、小さくて装着できなかったり、大きすぎてタイヤに絡まって事故になる可能性があります。
購入前に愛車のタイヤサイズを調べておきましょう。
注意点②:装着前にタイヤに小石が挟まってないかチェックする
金属チェーンと違って傷みやすいです。
特に小石などが挟まった状態で装着して走行すると、破れたりする可能性があるので、気をつけてください。
注意点③:駆動輪に取り付ける
オートソックはタイヤ2個分しか入っていません。
そのため、車の仕様ごとに取り付けるタイヤの位置が異なります。
- FF車:前輪に装着
- FR車:後輪に装着
- 4WD車:車両の取扱説明書に従う
取り付けるタイヤの位置は上記となります。
注意点④:坂道で脱着しない
チェーンを装着するタイミングは、雪道だと思います。
雪が積もっている坂道での脱着はかなり危険なのでご注意ください。
注意点⑤:速度を出しすぎない
速度を出しすぎると、オートソックの摩耗が異常なほど早くなってしまいます。
耐久性を維持するために40km/hくらいの走行を心がけましょう。
オートソック(Autosock)の購入方法
オートソックは、Amazonや楽天などネットでも購入できます。
購入の際は、タイヤサイズに合ったものを選ぶことを忘れずに。
オートソック(Autosock)に関するよくある質問
- オートソックはいつ使うのですか?
-
チェーン規制のあるところで使います。
また、降雪地帯はスタッドレスタイヤを装着していると思いますが、雪道でスタックしたときの緊急脱出用に使えます。
首都圏などの非降雪地帯は、スタッドレスタイヤを装着していないと思いますが、雪のときの備えとして使えます。
- オートソックはどれくらいの距離まで耐久性がありますか?
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公式サイトでは、AutoSockの製品をAutoSockと第三者機関がテストしたところ、布製タイヤチェーンの寿命は乾いた路面では120km。雪道では数百kmの走行にも耐え得るという結果が出ていると記載されています。(参照)
- タイヤ4本分必要ですか?
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通常は2本セットで販売されており、駆動輪のタイヤに装着するのが基本です。
そのため、2本分で構いません。
ただし、4WD車は、車種によって装着位置が異なるため、取扱説明書やディーラーで確認してください。
- 高速道路のチェーン規制でも使える?
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国土交通省の「新チェーン規制」では、スタッドレスタイヤだけでは通行できない区間も、布製チェーンの装着であれば通行可能となっています。