当記事では、エネオスでガソリンを給油する際にとことん安くする節約術をご紹介します。
という方には、とても役に立つ情報です。
全部で6つご紹介しますが、クレジットカードとエネキーを組み合わせる方法が一番安いです。
それでは詳しく見ていきましょう。
ENEOS(エネオス)のガソリン代を安くする方法は6つ
エネオスでガソリン・軽油を給油する際に安くする方法はたくさんあります。
その中でも「特に値引率が高い」「簡単にできる」という観点から6つに厳選しました。
- ①「ENEOS Cカード」で払う:最大7円/リットル割引
- ②「ENEOS Pカード」で払う:常時3%のENEOSポイント還元
- ③「ENEOS Sカード」で払う:常時2円/リットル割引
- ④「エネキー」で払う:4〜8円/リットル割引
- ⑤「楽天カード」で払う:常時1.5%の楽天ポイント還元
- ⑥「dカード/dカード GOLD」で払う:常時1.5%のdポイント還元
それぞれの仕組みなどの詳細を順を追って解説します。
方法①:「ENEOS Cカード」で払う(最大7円/リットル割引)
エネオスのガソリン代が一番安くなる方法です。
ENEOS Cカードでガソリン・軽油代を支払えば「1リットルあたり最大7円値引き」になります。
カードの特徴は以下です。
- 年会費:1,375円(税込)
- 初年度年会費:無料
- 家族会員の年会費:永年無料
- ガソリン代:1~7円/リットル値引き
- 割引限度:毎月150リットルまで(家族会員と合計)
年会費1,375円(税込)かかるのがデメリットです。
しかし、以下の人には有利です。
- 通勤や仕事で車を利用する頻度が高く給油する機会が多い人
- 自分以外の家族の誰かが車に乗っている人
気になるのは、年会費分の元が取れるのか?どれくらい節約できるのか?という点ですよね。
ガソリン・軽油を入れるたびに1リットルあたり7円割引されると、どれくらい節約できるかをシミュレーションしてみましょう。
ガソリン価格140円/リットルの場合の節約金額
給油量 (1ヶ月あたり) |
50リットル | 100リットル | 150リットル |
ガソリン代 (1ヶ月/割引なし) |
7,000円 | 14,000円 | 21,000円 |
ガソリン代 (1ヶ月/7円割引) |
6,650円 | 13,300円 | 19,950円 |
月間節約費 | 350円 | 700円 | 1,050円 |
年間節約費 | 4,200円 | 8,400円 | 12,600円 |
年会費 | -1,375円 | -1,375円 | -1,375円 |
合計年間節約費 | 2,825円 | 7,025円 | 11,225円 |
軽油価格130円/リットルの場合の節約金額
給油量 (1ヶ月あたり) |
50リットル | 100リットル | 150リットル |
ガソリン代 (1ヶ月/割引なし) |
6,500円 | 13,000円 | 19,500円 |
ガソリン代 (1ヶ月/7円割引) |
6,150円 | 12,300円 | 18,450円 |
月間節約費 | 350円 | 700円 | 1,050円 |
年間節約費 | 4,200円 | 8,400円 | 12,600円 |
年会費 | -1,375円 | -1,375円 | -1,375円 |
合計年間節約費 | 2,825円 | 7,025円 | 11,225円 |
上記表の通り、毎月50リットル給油する場合は、ガソリン・軽油どちらも年会費を支払っても十分に元が取れます。
年会費の元が取れるギリギリのラインは毎月17リットルを給油するかどうかです。
ただし、最大7円値引きの仕組みがあるので、そちらを考慮して照らし合わせてみてください。
最大7円値引きの仕組み
ENEOS Cカードでガソリン・軽油代を支払えば必ず7円値引きになるわけではなく、1ヶ月のカード合計利用額によって値引き額が変わります。
以下が値引き額の条件です。
ENEOS Cカード 1ヶ月の合計利用額 |
値引き額 (1リットルあたり) |
7万円以上 | 7円 |
5万円〜7万円未満 | 5円 |
2万円〜5万円未満 | 4円 |
1万円〜2万円未満 | 2円 |
1万円未満 | 1円 |
1ヶ月の合計利用額はENEOSの利用だけではなく、コンビニやスーパーでの利用金額も合算されます。
ENEOS Cカードでガソリン代を支払うだけで節約できる金額
ENEOS Cカードをガソリン代を支払う時だけに利用するとしたら、どれくらい節約できるか?
- 毎月50リットル:140円×50リットル=7,000円(1リットルあたり1円値引き)
- 毎月100リットル:140円×100リットル=14,000円(1リットルあたり2円値引き)
- 毎月200リットル:140円×100リットル=28,000円(1リットルあたり4円値引き)
で見てみましょう。
給油量 (1ヶ月あたり) |
50リットル | 100リットル | 150リットル |
ガソリン代 | 7,000円 | 14,000円 | 21,000円 |
値引き額 | 1円/リットル | 2円/リットル | 4円/リットル |
月間節約費 | 50円 | 200円 | 600円 |
年間節約費 | 650円 | 2,400円 | 7,200円 |
年会費 | -1,375円 | -1,375円 | -1,375円 |
合計年間節約費 | -725円 | 1,025円 | 5,825円 |
給油だけで使う場合は、毎月100リットルくらい給油しないと年会費分の元が取れずに損をする計算になります。
そのため、ENEOS Cカードを使ったガソリン・軽油代を安くする方法に向いている人は
- 毎月50リットル以下しか給油しなくても毎月のカード支払いが多い人
- 自分一人で毎月100リットル以上給油する人
- 家族と合わせて毎月100リットル以上給油する人
いずれかに該当する人向きの方法です。
公式:ENEOSカード
方法②:「ENEOS Pカード」で払う(常時3%のENEOSポイント還元)
ENEOS Pカードでガソリン・軽油代を支払えば「1リットルあたり常時3%のENEOSポイント還元」になります。
貯まったENEOSポイントは、1,000ポイント=1,000円でエネオスの支払いに使えます。
カードの特徴は以下です。
- 年会費:1,375円(税込)
- 初年度年会費:無料
- 家族会員の年会費:永年無料
- 値引き:なし(3%のポイント還元)
- 還元限度:なし
こちらも年会費がかかるのがデメリットです。
ただし、ENEOS Cカードと違い、ガソリンと軽油だけではなくハイオクにも適用されます。
気になるのは、年会費分の元が取れるのか?どれくらい節約できるのか?という点ですよね。
ガソリンを入れるたびに3%還元されると、どれくらい節約できるかをシミュレーションしてみましょう。
ガソリン価格140円/リットルの場合の節約金額
給油量 (1ヶ月あたり) |
50リットル | 100リットル | 150リットル |
ガソリン代 (1ヶ月あたり) |
7,000円 | 14,000円 | 21,000円 |
還元ポイント (1ヶ月あたり) |
210pt | 420pt | 630pt |
還元ポイント (1年あたり) |
2,520pt | 5,040pt | 7,560pt |
年会費 | -1,375円 | -1,375円 | -1,375円 |
合計年間節約費 | 1,145円 | 3,665円 | 6,185円 |
上記表の通り、毎月50リットル給油する場合は、年会費を支払っても十分に元が取れます。
年会費の元が取れるギリギリのラインは毎月28リットルを給油するかどうかです。
そのため、ENEOS Pカードを使ったガソリン・軽油・ハイオク代を安くする方法に向いている人は
- 自分一人で毎月28リットル以上給油する人
- 家族と合わせて毎月28リットル以上給油する人
いずれかに該当する人向きの方法です。
方法③:「ENEOS Sカード」で払う(常時2円/リットル割引)
エネオスのガソリン代を安くする一番シンプルな方法です。
ENEOS Sカードでガソリン・軽油代を支払えば「1リットルあたり常時2円値引き」になります。
カードの特徴は以下です。
- 年会費:1,375円(税込)
- 初年度年会費:無料
- 家族会員の年会費:永年無料
- ガソリン代割引額:常時2円値引き/リットル
- 割引限度:なし
年会費1,375円(税込)かかるのがデメリットと思われがちですが、実質年会費が無料です。
ENEOS Sカードは、年1回以上利用すると、翌年度の年会費が無料になります。
年1回でもENEOS Sカードを使って給油をすれば、年会費無料で持ち続けることが可能です。
ガソリン価格140円/リットルの場合の節約金額
給油量 (1ヶ月あたり) |
50リットル | 100リットル | 150リットル |
ガソリン代 (1ヶ月/割引なし) |
7,000円 | 14,000円 | 21,000円 |
ガソリン代 (1ヶ月/2円割引) |
6,900円 | 13,800円 | 20,700円 |
月間節約費 | 100円 | 200円 | 300円 |
年間節約費 | 1,200円 | 2,400円 | 3,600円 |
年会費 | 0円 | 0円 | 0円 |
合計年間節約費 | 1,200円 | 2,400円 | 3,600円 |
エネオスでの値引き以外にも、コンビニやスーパーでのお買い物でもポイントが貯まりますが、還元率が0.6%とかなり低いので、エネオスでの給油専用で使うのがお得です。
ENEOS Sカードを使ったガソリン・軽油・ハイオク代を安くする方法に向いている人は
- 年会費を支払いたくない人
- 給油する頻度が高くない人
いずれかに該当する人向きの方法です。
ただし、次にご紹介するエネキーとの組み合わせ技で、かなりお得になります。
方法④:「エネキー」で払う(4〜9円/リットル割引)
エネオス では「エネキー」というスティック型の独自電子キーで支払いができます。
エネキーにクレジットカード情報を登録して利用します。
エネオス版のsuicaみたいなものだと表現するとイメージしやすいでしょうか。
エネキーに各種ENEOSカードを登録すれば、ENEOSカードの値引きが適用されるだけでなく、店舗によってはさらに2円値引き/リットルなどがあり、お得になります。
エネキーの特徴は以下です。
- 入会金:0円
- 年会費:0円
- 割引限度:なし
無料で作れて年会費も無料なので、作っておいて損はありません。
しかも、万が一のときにも安心の紛失・盗難補償付きです。
落としたり、盗まれたりした場合でも、連絡した日の60日前〜3日後の不正利用による損害は60万円を限度に補償されます。
補償も付くので安心して利用できます。
方法⑤:「楽天カード」で払う(常時1.5%の楽天ポイント還元)
楽天カードで支払うと100円ごとに1ポイントの楽天ポイントが貯まります。
さらにエネオスと提携しているため、エネオスで支払うと、200円ごとに1ポイントが追加でもらえます。
常時1.5%の楽天ポイントが還元されます。
楽天カードの特徴は以下です。
- 年会費:無料
- 初年度年会費:無料
- ガソリン代割引額:なし(常時1.5%の楽天ポイント還元)
なお、楽天カードでも楽天プレミアムカードでも還元率は同じです。
ちなみに、楽天カードはエネキーに登録できるので、楽天カードをお持ちの場合はエネキーに登録して支払うのが最もお得です。
楽天カードをメインに利用されていたり、楽天でよくお買い物をする場合は楽天カードがお得です。
エネオスでは楽天ポイントで支払うことができるほか、コンビニやドラッグストアなどでも貯まった楽天ポイントでお買い物できるので、楽天ポイントは使える幅がとても広いです。
方法⑥:「dカード/dカード GOLD」で払う(常時1.5%のdポイント還元)
ドコモのクレジットカード「dカード」で支払うと、100円ごとに1ポイントのdポイントが貯まります。
さらに、dカードはエネオスと提携しているため、エネオスで支払うと、200円ごとに1ポイントが追加でもらえます。
常時1.5%のdポイントが還元されます。
還元率は楽天カードと同じです。
dカードをメインに利用されていたり、ドコモの携帯代やインターネット代を合わせて毎月11,000円以上払っていれば、10% のポイント還元で年会費と同額分のdポイントがもらえます。
そのため、毎月11,000円以上支払っている場合は、dカードゴールドがお得です。
dポイントは、コンビニやドラッグストアなどでも貯まったdポイントでお買い物できるので、楽天ポイント同様に使える幅がとても広いです。
貯まったdポイントは1ポイント=1円として使えます。
まとめ
エネオスでガソリン代を安くするには、値引きやポイント還元が受けられるクレジットカードで支払うのが一番安くなります。
さらにエネキー と組み合わせるとお得度がアップします。
クレジットカードやエネキー使って、上手に賢くガソリンを給油しましょう。
詳細:エネキー
公式:ENEOSカード