石川県では、病気や介護施設への入居などで本人が窓口へ来られない場合、3親等以内の親族か介護施設等の職員が代理人になり、運転免許証の自主返納(全部取消し)と運転経歴証明書の交付を申請できます。
代理人は、本人の運転免許証、委任状兼確認書、代理人誓約書、代理人の本人確認書類を持参します。受付は運転免許センターと各警察署・鶴来・穴水・能登庁舎で、交番・駐在所では代理の手続きができません。
花子- 代理申請できるのは、病気やけが、介護施設等への入居、交通手段の確保が難しいなどの理由で、本人が窓口へ来られない場合
- 代理人になれるのは、3親等以内の親族か介護施設等の職員。ほかの人に頼みたい場合は事前に相談する
- 委任状兼確認書は本人が作成する。本人が作成できない場合、代理申請はできない
- 代理でできるのは、自主返納(全部取消し)と運転経歴証明書の交付申請
- 交番・駐在所では代理の手続きができない
- 有効期限が切れた免許証や、免許停止等の対象になっている方は自主返納を申請できない
- 問い合わせ先は石川県運転免許センター(076-238-5901、平日8:30〜17:00)
石川県で代理申請できる場合と代理人になれる人
代理申請は、本人が窓口へ来るのが難しいときの手続きです。病気や負傷、介護施設等への入居、交通手段の確保が難しい場合などが当たります。
代理人になれる人は、次のとおりです。
| 代理人 | 代理人の本人確認書類 |
|---|---|
| 本人の3親等以内の親族 | 運転免許証など |
| 介護施設等の職員 (本人が入居している場合に限る) | 運転免許証など(介護施設等の職員は職員証など) |
| 上記以外の人 | 事前に相談 |
介護施設等の職員が代理人になれるのは、本人がその施設に入居している場合です。
職員証と運転免許証などの両方が必要か、親族関係を示す書類が必要かは、事前に運転免許センター(076-238-5901)へ確認してから向かってください。
代理でできる手続き・できない手続き
石川県の代理申請の様式で委任できるのは、次の2つです。
- 運転免許の申請取消し(全部)=自主返納
- 運転経歴証明書の交付申請
大型免許だけを返すような一部返納(一部申請取消)は、家族などが代理で申請することはできません。本人が窓口で申請してください。
運転経歴証明書の住所変更や再交付を代理でできるかは、運転免許センター(076-238-5901)へ問い合わせてください。本人が運転免許証をなくしている場合の代理返納も、事前に確認してください。
代理人が持参する必要書類
自主返納だけなら、持ち物は次の4点です。運転経歴証明書も申請する場合は、手数料と写真を加えます。
- 申請者(本人)の運転免許証
- 委任状兼確認書(別記様式第12・本人が作成)
- 代理人誓約書(別記様式第13・代理人が記入)
- 代理人の本人確認書類(運転免許証など。介護施設等の職員は職員証なども)
- 運転経歴証明書も申請する場合は、手数料1,150円と本人の写真1枚
本人の住所・本籍・氏名が変わっている場合
免許証の記載と今の住所などが違う場合は、次の書類も必要です。
| 該当する方 | 追加で持参する書類 |
|---|---|
| 住所が変わった | 住所を確認できる書類 (マイナンバーカード〈通知カードは不可〉、本人宛の郵便物、在留カード、住民票など) |
| 本籍・氏名が変わった | 本籍が記載された住民票 (氏名だけの変更なら、マイナンバーカードでも可) |
| 外国籍の方 | 在留カード、特別永住者証明書またはパスポート |
住民票は、個人番号と住民票コードが載っていないものを用意します。代理申請で使う住民票は、発行から1年以内のものです。本人による運転経歴証明書の申請では発行から6か月以内なので、経歴証明書も申請する場合は6か月以内のものを用意してください。
委任状兼確認書(本人が作成)
本人が、誰に何を任せるのかを示す書類です。様式には、本人と代理人の住所・氏名、本人の生年月日・電話番号、本人との関係、窓口に来られない理由を書く欄があります。
提出する写真が「6か月以内に撮影した私自身のもの」であることも、本人が様式で申告します。日付欄には書類を作成した日を書き、記入後は速やかに手続きします。
本人欄と代理人欄の2か所の氏名は、必ず本人が書きます。
けがなどで全部を書くのが難しい場合は、氏名以外を代理人が代筆できます。余白に代筆者の署名と代筆の理由を書きます。ひらがなや震えた文字でも、氏名が読み取れれば手続きできます。
本人は、次の5点を確認して承諾します。
- 本人の意思に基づく申請であること
- 自動車などの運転が一切できなくなること
- 取消しは後から撤回できないこと
- 再び免許を取るには、試験の一部免除などの特例なしで運転免許試験に合格する必要があること
- 免許の取消しや停止などの基準に当たっていないこと
代理人誓約書(代理人が記入)
代理人がすべての項目を記入します。本人の意思に基づく申請であることと、添付する写真が本人のものであることを誓約する書類です。
様式には、本人の意思によらずに委任状兼確認書を作り、権限なく代理手続きをした場合は法律などで罰せられることがある旨の記載があります。本人との間で問題が起きたときは、代理人が責任を持って解決する旨も誓約します。
様式:代理人誓約書(PDF・石川県警)/記載例(PDF・石川県警)
現在の様式は、委任状兼確認書が別記様式第12、代理人誓約書が別記様式第13です。以前の様式(委任状兼確認書が第13、代理人誓約書が第14で、押印欄があるもの)を印刷していた方は、県警の代理申請ページから今の様式を取り直してください。
自宅で様式を印刷できない場合は、窓口で受け取れるかを運転免許センター(076-238-5901)へ確認してください。
代理で自主返納できる場所と受付時間
平日は、運転免許センターと警察署・庁舎で受け付けます。日曜日は運転免許センターだけで、予約が必要です。
| 受付場所 | 受付時間 |
|---|---|
| 石川県運転免許センター | 平日 9:30〜11:30/14:00〜15:30 日曜 予約制 |
| 各警察署 鶴来庁舎・穴水庁舎・能登庁舎 | 平日 10:00〜11:30/14:30〜16:00 日曜は手続きできない |
| 交番・駐在所 | 代理人による手続きはできない |
土曜日、祝日(日曜日を除く)、休日、年末年始(12月29日〜1月3日)は手続きできません。警察署の場所は石川県警の警察署一覧で確認できます。
日曜日に運転免許センターで手続きする場合
直近の木曜日までに、運転免許センター(076-238-5901)へ電話で予約します。予約の受付は月曜日〜金曜日の10:00〜12:00と14:00〜16:00で、祝日・休日・年末年始は受け付けません。
日曜日は混雑するため、受付時間は予約時に指定されます。電話の際は、本人の免許証を手元に用意してください。自主返納には事前審査があり、電話でいくつか質問を受けます。予約状況によっては、希望日に手続きできない場合があります。
日曜日は運転免許センターへのバスが運行していないため、家族などの送迎が必要です。
運転免許センターの所在地
石川県運転免許センターは金沢市東蚊爪町2丁目1番地にあり、電話は076-238-5901です。
平日は、北陸鉄道浅野川線の内灘駅から運転免許センター行きの北鉄バスが出ています。金沢駅からの直通バスは廃止されているので、電車とバスを乗り継いでください。
代理人が運転経歴証明書も申請する場合
運転経歴証明書は、石川県内に住んでいて、自主返納した日から5年以内なら申請できます。返納と同時に申請すれば、本人の本人確認書類を別にそろえる必要はありません。
| 項目 | 石川県の取扱い |
|---|---|
| 手数料 | 運転経歴証明書のみ:1,150円 マイナ経歴証明書のみ:900円 両方:1,250円 |
| 写真 | 本人の写真1枚 (申請前6か月以内、縦3.0cm×横2.4cm、無帽・正面・上三分身・無背景) |
| 返納の翌日以降に申請する場合 | 本人の本人確認書類1点 (マイナンバーカード、資格確認書、国民年金手帳、パスポート、官公庁発行の免許証・許可証、住民票のいずれか) |
| 交付までの時間 | 運転免許センター:約1時間 警察署・庁舎:約3週間後(有料で郵送交付も可) |
写真は、運転免許センター1階の証明写真機(有料)でも撮影できます。
代理人による申請の手数料は、運転経歴証明書の1,150円です。委任状兼確認書で任せられるのも「運転経歴証明書の交付申請」です。手数料は石川県証紙で納めます。証紙は、運転免許センター内の石川県交通安全協会の窓口(076-238-0496)や、警察署内の交通安全協会で買えます。キャッシュレス決済を使えるかは、運転免許センター(076-238-5901)へ確認してください。
マイナ経歴証明書を代理で申請できるかは、運転免許センター(076-238-5901)へ確認してください。マイナ経歴証明書の申請には、本人のマイナンバーカードの署名用電子証明書の暗証番号が必要です。
返納の翌日以降に代理で申請するときの注意
別の日に代理で申請する場合も、委任状兼確認書(「運転経歴証明書の交付申請」にチェック)、代理人誓約書、代理人の本人確認書類が必要です。
自主返納した方が運転経歴証明書を申請するときは、「申請による運転免許の取消通知書」が必要です。返納のときに受け取った取消通知書も用意してください。
本人確認に使う住民票は、代理申請では発行から1年以内、本人による運転経歴証明書の申請では6か月以内です。6か月以内のものを用意すれば、どちらの条件も満たせます。
運転経歴証明書は、返納した日から過去5年間の運転経歴を証明するカードです。これで車を運転することはできません。
マイナ免許証を持っている場合
本人が自主返納するときの持ち物は「運転免許証、マイナ免許証又は両方」です。代理人による自主返納の持ち物は「申請者の運転免許証」です。
本人がマイナ免許証のみ、または2枚持ちの場合は、書類をそろえる前に運転免許センターへ電話し、持参するものを確認してください。
代理申請の注意点
手続きは、必ず本人の意思に基づいて行います。本人が委任状兼確認書を作成できない場合、代理申請はできません。
自主返納による取消しは、後から撤回できません。再び運転するには、運転免許試験に合格する必要があります。返納後の通院や買い物の移動手段も、本人と家族で先に話し合っておきましょう。
石川県内では、自主返納した方を支援している市町があります。内容は石川県の市町別運転免許証自主返納支援のページか、各市町で確認してください。
本人が使っていた車を手放す場合の選択肢は、廃車買取業者の選び方とおすすめ業者を参考にしてください。
石川県の運転免許関連手続き
公式情報
出典(16件)
- 石川県警:代理人による自主返納・運転経歴証明書の申請手続
- 石川県警:委任状兼確認書(別記様式第12・PDF)
- 石川県警:代理人誓約書(別記様式第13・PDF)
- 石川県警:委任状兼確認書・代理人誓約書の記載例(PDF)
- 石川県警:免許証等の自主返納の申請手続
- 石川県警:日曜日の自主返納・運転経歴証明書の申請手続
- 石川県警:経歴証明書等の申請手続
- 石川県警:経歴証明書等の記載事項変更・再交付等の手続
- 石川県警:免許の種類の一部返納(一部申請取消)
- 石川県警:交番・駐在所での運転免許証の自主返納手続
- 石川県警:運転免許関係の手数料について(令和7年3月24日から)
- 石川県警:運転免許センターのご案内
- 石川県:市町別運転免許証自主返納支援
- 警察庁:運転免許証の自主返納について
- 石川県:石川県証紙について
- 石川県:石川県証紙販売場所一覧(PDF)
記事内の必要書類・受付時間・手数料は上記ページで確認した内容です。
石川県の代理人による自主返納FAQ
石川県では誰が代理人になれますか?
本人の3親等以内の親族か、本人が入居している介護施設等の職員です。それ以外の人に頼みたい場合は、事前に運転免許センター(076-238-5901)へ相談してください。
どんなときに代理申請できますか?
病気や負傷、介護施設等への入居、交通手段の確保が難しいなどの理由で、本人が窓口へ来られないときです。
代理人は何を持っていけばいいですか?
本人の運転免許証、本人が作成した委任状兼確認書、代理人が記入した代理人誓約書、代理人の本人確認書類です。介護施設等の職員は職員証なども持参します。運転経歴証明書も申請するなら、手数料1,150円と本人の写真1枚を加えます。
交番や駐在所で代理の返納はできますか?
できません。代理人による手続きは、運転免許センターと各警察署・鶴来庁舎・穴水庁舎・能登庁舎で受け付けます。
日曜日に代理で返納できますか?
運転免許センターなら、予約をすれば日曜日も手続きできます。直近の木曜日までに、平日の10:00〜12:00か14:00〜16:00に076-238-5901へ電話してください。警察署・庁舎は日曜日の手続きができません。
本人が字をうまく書けない場合はどうすればいいですか?
委任状兼確認書の本人欄と代理人欄の氏名は、必ず本人が書きます。それ以外の項目は代理人が代筆でき、余白に代筆者の署名と理由を書きます。ひらがなや震えた文字でも、氏名が読み取れれば手続きできます。本人が委任状兼確認書を作成できない場合は、代理申請ができません。
代理で申請した運転経歴証明書はいつ受け取れますか?
運転免許センターでは約1時間で交付されます。警察署・庁舎で申請した場合は約3週間後で、有料の郵送交付も選べます。
一部の免許だけを代理で返納できますか?
できません。一部返納(一部申請取消)は、家族などが代理で申請することはできません。本人が窓口で申請してください。
運転経歴証明書の手数料はいくらですか?
運転経歴証明書のみは1,150円、マイナ経歴証明書のみは900円、両方は1,250円で、石川県証紙で納めます。マイナ経歴証明書を代理で申請できるかは、運転免許センター(076-238-5901)へ確認してください。


