福井県で運転免許証を代理人が自主返納・運転経歴証明書を発行する方法|委任状兼確認書・誓約書・必要書類・受付場所と時間

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福井県では、本人が窓口へ行くことが難しく、家族などが代わりに来られる場合に、代理人が運転免許証の自主返納と運転経歴証明書の交付申請をできます。

代理人は、本人の運転免許証に加えて、本人が書いた「委任状兼確認書」、代理人が書く「誓約書」、代理人の本人確認書類を持参します。受付は原則平日で(春江・嶺南は不定期の日曜あり)、4つの運転者教育センターと、本人の住所地を管轄する警察署で申請できます。

花子
福井県で運転免許証を代理人によって自主返納するにはどうしたらいいの?何が必要?誰でも出来るの?
先に確認すること
  • 代理申請は、本人が窓口へ来ることが難しく、家族などが代わりに来られる場合に限る
  • 本人が「委任状兼確認書」を自分で作成できることが条件
  • 代理人になれるのは3親等以内の親族と介護施設等の職員で、それ以外の方は個別相談
  • 代理人が書く書類の名称は「誓約書」
  • 自主返納(全部取消し)は無料、運転経歴証明書は1,150円(マイナ経歴証明書のみは900円、両方は1,250円)
  • 免許が失効している方の運転経歴証明書は、本人しか申請できない
  • 運転経歴証明書等の再交付は、代理申請でも警察署では受け付けない
目次

福井県で代理申請できる条件と代理人になれる人

代理申請は、本人が窓口に来ることが難しいときの手続きです。福井県警の「代理申請について」では、家族などが本人に代わって来所できる場合に限って受け付けます。

本人が「委任状兼確認書」を作成できることも条件です。委任と返納の意思を、書面で確かめるためです。

代理人になれる人と、代理人の本人確認書類のほかに持参するものは次のとおりです。

代理人本人確認書類のほかに必要なもの
3親等以内の親族(同居)なし(本人確認書類のみ)
3親等以内の親族(別居)本人との関係がわかる書類(戸籍謄本など)
介護施設等の職員本人がその施設に入居していることの証明書類
代理人がその施設の職員であることの証明書類
上記以外の方個別相談(運転者教育センターか警察署へ問い合わせ)

代理人は全員、運転免許証や住民票の写しなどの本人確認書類を提示します。成年後見人などが代理人になれるかは、上記以外の方として窓口に相談してください。

代理でできる手続き・できない手続き

福井県で代理人が申請できるのは、次の4つです。

  • 運転免許の自主返納(申請による運転免許の取消し)
  • 運転経歴証明書等の交付申請(自主返納と同時に申請できる)
  • 運転経歴証明書等の記載事項変更
  • 運転経歴証明書等の再交付(警察署では受け付けない)

更新をせずに免許が失効した方の運転経歴証明書は、本人による手続きだけを受け付けます。代理人は申請できません。

返納した日とは別の日に、代理人が運転経歴証明書だけを申請できるかと、大型免許だけを返納するような一部取消しを代理でできるかは、書類をそろえる前に運転者教育センターへ確認してください。

代理人が持参する必要書類

自主返納に必要な本人の免許証に、代理申請用の書類を加えます。

代理人の持ち物
  • 本人の運転免許証またはマイナ免許証(有効期限のあるもの)
  • 代理人の本人確認書類(運転免許証、住民票の写しなど)
  • 委任状兼確認書(本人が記入)
  • 誓約書(代理人が記入)
  • 別居の親族は戸籍謄本など本人との関係がわかる書類、介護施設等の職員は入居と職員の証明書類
  • 運転経歴証明書も申請する場合は、本人の写真1枚と手数料1,150円

委任状兼確認書と誓約書は、福井県警のサイトからダウンロードできます。印刷できない場合は、運転者教育センターか警察署交通課の窓口で受け取れます。

委任状兼確認書(本人が記入)

本人が代理人を決め、手続きを任せることを示す書類です(別記様式第1号)。本人の住所・氏名・生年月日と、窓口へ行けない理由を書きます。

代理人の欄には、住所・氏名・生年月日・電話番号と本人との関係を書きます。任せる手続き(運転免許取消申請、運転経歴証明書等の交付申請、記載事項変更)と、取消通知書や運転経歴証明書等の受け取りにチェックを入れます。

返納を任せる場合は、本人が次の3点を確認してチェックします。

  • 免許の取消しにより、自動車などを運転できなくなること
  • 取消し基準などの除外事由に当たる場合は、手続きができないか無効になること
  • 取り消された免許は、運転免許試験の一部免除による再申請ができないこと

地域包括支援センターによる生活支援のため、警察から支援センターへ連絡してほしいかも選びます。希望する場合は、返納の申請時に代理人が「連絡要望書」を記入します。連携の仕組みは、福井県警の地域包括支援センターとの連携の案内で確認できます。

様式:委任状兼確認書(PDF・福井県警)

誓約書(代理人が記入)

代理人が、本人の意思に基づく委任を受けて申請したことを誓約する書類です(別記様式第2号)。代理人の住所・氏名・生年月日と本人の氏名を書き、行う手続き(運転免許取消申請、運転経歴証明書等の交付申請)にチェックを入れます。

誓約書には、本人の意思によらずに委任状兼確認書を作り、正当な権限なく代理申請をすると法律などで罰せられることを、代理人が承知する旨の記載があります。

様式:誓約書(PDF・福井県警)

代理で自主返納できる場所と受付時間

受付は平日が基本です。運転者教育センターと警察署で受付時間が違います。

受付場所返納の受付時間
福井県運転者教育センター(春江)平日 10:00〜11:00
平日 14:00〜16:00
日曜は不定期(電話で事前予約)
奥越運転者教育センター平日 10:00〜11:00
平日 14:00〜16:00
丹南運転者教育センター平日 10:00〜11:00
平日 14:00〜16:00
嶺南運転者教育センター平日 10:00〜11:00
平日 14:00〜16:00
日曜は不定期(電話で事前予約)
本人の住所地を管轄する警察署(交通課)月〜金 8:30〜16:00

土曜・祝日・年末年始は受け付けていません。日曜に行く場合は、春江(0776-51-2820)か嶺南(0770-45-2121)へ電話して、実施日を確認したうえで予約してください。

午後の受付は、令和7年4月4日から16:00までに延びました(警察署の返納も同じです)。

県警の返納手続きPDFには午後の受付を15:00までとする記載も残っているため、15時を過ぎて着く場合は、行く窓口へ電話で確認してください。

警察署では受け付けない手続き

  • 運転経歴証明書等の再交付(代理申請でも4センターで申請する)
  • 自主返納と同時のマイナ経歴証明書の申請(運転者教育センターのみ)
  • 免許が失効した方の運転経歴証明書の申請(警察署は返納した方の申請のみ)

マイナ免許証の自主返納も、福井県運転者教育センターが問い合わせ先です。本人がマイナ免許証を持っている場合は、書類をそろえる前にセンターへ電話してください。

運転者教育センターの所在地と電話番号

施設所在地・電話
福井県運転者教育センター(春江)坂井市春江町針原58-10
0776-51-2820
奥越運転者教育センター大野市南新在家32-1-4
0779-66-7700
丹南運転者教育センター越前市余田町2-1-1
0778-21-3613
嶺南運転者教育センター三方上中郡若狭町倉見1-51
0770-45-2121

4センターの一覧は福井県内の運転者教育センターまとめにもあります。警察署の場所は、福井県警察施設一覧で確認できます。

代理人が運転経歴証明書も申請する場合

運転経歴証明書は、返納または失効から5年以内の方が対象です。交通違反などで免許を取り消された方は、運転経歴証明書を受けられません。代理人は、自主返納と同時に運転経歴証明書等の交付を申請できます。

項目福井県の取扱い
手数料運転経歴証明書のみ1,150円
マイナ経歴証明書のみ900円
両方1,250円
福井県証紙は使えない
写真1枚(申請前6か月以内に撮影、無帽・正面・上三分身・無背景、縦3cm×横2.4cm、裏に氏名と撮影年月日)
免許証運転免許証とマイナ免許証の両方を持っている方は両方
郵送で受け取る場合封筒と460円分の切手
返納後の別の日に申請する場合申請による運転免許の取消通知書と、住民票(発行から6か月以内)・資格確認書・マイナンバーカード(通知カードは不可)など本人を確認できる書類、写真1枚

本人がセンターで返納と同時に申請する場合は写真が要りませんが、代理申請と警察署での申請では写真1枚が必要です。運転免許証とマイナ免許証の両方を持っているのに片方しか持参できないと、運転経歴証明書の手続きができません。

返納と同時に代理人が申請する場合に、本人の住民票などの確認書類も必要かは、窓口へ確認してください。

福井県証紙の販売は令和7年3月で終わり、令和7年4月1日以降は手数料の納付に使えません。使わなかった証紙は、令和12年3月31日まで代金の還付を請求できます(問い合わせ:福井県会計局審査指導課 0776-20-0491)。

運転経歴証明書の手数料は、福井県の手数料納付システム(運転免許関係)で「運転経歴証明書交付手数料(1,150円)」を選んで先に払えます。クレジットカード、コンビニでの現金払い、インターネットバンキング、ATMが使え、表示される12桁の申込番号を申請書に書きます。

4つの運転者教育センターでは、運転経歴証明書交付手数料をクレジットカード(1回払いのみ)、電子マネー、二次元コード決済でも払えます。キャッシュレス決済では領収書が出ません。窓口で現金を使えるかと、警察署での払い方は、行く窓口へ事前に確認してください。

運転経歴証明書の交付日と受け取り方

申請場所交付日・受け取り方
運転者教育センター(春江・奥越・丹南・嶺南)当日交付が可能
警察署当日は交付できない
後日もう一度来署するか、返信用封筒(切手460円分)で郵送

運転経歴証明書の申請時間は、返納と同じです(センターは平日10:00〜11:00・14:00〜16:00、警察署は平日8:30〜16:00)。

マイナ経歴証明書と再交付の手数料

初めて申請するときの手数料は、運転経歴証明書だけなら1,150円、マイナ経歴証明書だけなら900円、運転経歴証明書とマイナ経歴証明書の両方なら1,250円です。代理人がマイナ経歴証明書を申請できるかと、その手数料の払い方は、福井県運転者教育センター(0776-51-2820)へ確認してください。

再交付の手数料は、再交付後に希望する持ち方で決まります。

再交付で希望する形手数料
運転経歴証明書のみ1,150円
マイナ経歴証明書のみ900円
両方1,250円

再交付は4センターで平日9:30〜11:00・14:00〜16:00に受け付けます。代理申請でも警察署ではできません。

委任状兼確認書の委任する手続きの欄に再交付の項目はありません。再交付を代理で頼む場合の委任状の書き方は、センターへ確認してください。

代理で返納する手順

  1. 本人が窓口へ行けないこと、代理人が3親等以内の親族か介護施設等の職員であることを確認する(それ以外の方は窓口へ相談)
  2. 本人が委任状兼確認書を書き、代理人が誓約書を書く
  3. 本人の免許証、代理人の本人確認書類、必要な方は関係書類をそろえる
  4. 運転経歴証明書も申請するなら、写真1枚と手数料1,150円を用意する
  5. 平日の受付時間内に、運転者教育センターか本人の住所地を管轄する警察署へ行く(日曜は春江・嶺南へ電話予約)
  6. 「申請による運転免許の取消通知書」を受け取る

返納手続きにかかる時間は20〜30分程度で、運転経歴証明書も同時に申請する場合は1時間程度かかります。取消通知書は、市町の支援事業を申請するときに必要になるため、なくさないように保管してください。

代理申請の注意点

返納が済むと、本人は取り消した免許で車を運転できません。本人が使っていた車をどうするかも、家族で先に話し合っておきましょう。

車を手放す場合の選択肢は、廃車買取業者の選び方とおすすめ業者にまとめています。

本人も家族も窓口へ行けない場合は職員の訪問

65歳以上で病気などにより本人が窓口へ行けず、家族が遠方に住んでいるなどで代理申請も使えない方は、警察署の職員が自宅などを訪問して全部取消しの申請を受理する制度があります。マイナ免許証は対象外です。

申し込みは、4センターか住所地を管轄する警察署へ平日に電話します。免許証の内容(免許番号・氏名・住所・生年月日・有効年月日)と希望の訪問日時を伝え、訪問する警察署の職員と日時を調整します。

返納後の支援と本人の免許証が見つからない場合

65歳以上の方は、返納するときにワンストップ窓口で市町の支援事業もあわせて申請できる場合があります。受付は運転者教育センターか、その市町を管轄する警察署に限られます。

対象の市町と支援内容は、福井県警のワンストップ窓口の案内で確認してください。代理申請でも使えるかは、窓口へ確認が必要です。

返納後に受けられる支援の全体は、福井県の高齢免許返納者サポート制度にまとまっています。

本人の免許証が見つからない場合の代理返納の扱いは、書類をそろえる前に、福井県運転者教育センター(0776-51-2820)へ問い合わせてください。

福井県の運転免許関連手続き

公式情報

記事内の必要書類・受付時間・手数料は、2026年9月17日に上記ページで確認した内容です。

福井県の代理人による自主返納FAQ

福井県では誰が代理人になれますか?

3親等以内の親族と、本人が入居する介護施設等の職員です。それ以外の方は個別相談になるため、運転者教育センターか警察署へ問い合わせてください。

どんなときに代理申請できますか?

本人が窓口に来ることが難しく、家族などが代わりに来所できる場合です。本人が委任状兼確認書を作成できることも条件です。

代理人は何を持っていけばいいですか?

本人の運転免許証またはマイナ免許証、代理人の本人確認書類、本人が書いた委任状兼確認書、代理人が書いた誓約書です。別居の親族は戸籍謄本など、介護施設等の職員は入居と職員の証明書類も持参します。

代理人が書く書類は何という名前ですか?

「誓約書」(別記様式第2号)です。本人が書く書類は「委任状兼確認書」(別記様式第1号)で、どちらも福井県警のサイトからダウンロードできます。

警察署でも代理で返納できますか?

できます。本人の住所地を管轄する警察署の交通課で、平日8:30〜16:00に受け付けます。ただし、運転経歴証明書等の再交付と、返納と同時のマイナ経歴証明書の申請は警察署ではできません。

日曜日にも代理で返納できますか?

春江と嶺南の運転者教育センターで、不定期に受け付けます。春江(0776-51-2820)か嶺南(0770-45-2121)へ電話し、実施日を確認して予約してください。

代理人が運転経歴証明書も申請すると費用はいくらですか?

返納は無料で、運転経歴証明書の交付手数料は1,150円です。代理申請では本人の写真1枚(縦3cm×横2.4cm)も必要です。

代理人が申請した運転経歴証明書はいつ受け取れますか?

運転者教育センターでは当日交付が可能です。警察署では当日交付できないため、後日もう一度来署するか、切手460円分を貼った返信用封筒で郵送を選びます。

免許が失効している家族の運転経歴証明書を代理で申請できますか?

できません。免許が失効した方の運転経歴証明書は、本人による手続きだけを運転者教育センターで受け付けます。失効から5年以内の方が対象です。

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この記事を監修した人

【監修】田中 健一のアバター 【監修】田中 健一 元自動車教習所 / 安全運転アドバイザー

元自動車教習所勤務。10年以上にわたり自動車学校にて従事し、運転免許に関する実務も経験。退職後は、安全運転の啓発活動や運転者教育に携わる。「正確な情報で、ドライバーの不安を解消する」を信条に、最新の制度改正にも対応した監修を行っている。

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