字光式ナンバープレートの申請方法と料金|照明器具の取り付け・交付願などの必要書類・選べない車

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字光式ナンバーは、後ろから照明器具で照らすと文字の部分が光るナンバープレートです。普通車などの登録自動車は運輸支局等で「字光式自動車登録番号標交付願」を、軽自動車は軽自動車検査協会で「字光式車両番号指示願」を、新規登録や番号変更の申請と一緒に出して申し込みます。番号も選ぶ場合は、希望番号申込サービスでナンバーの種類「字光式」を選びます。

料金はナンバーを出す地域で違い、普通車など(中板2枚)で番号を選ばない一連番号が5,510〜6,940円、希望番号が8,100〜10,560円です。このほかに照明器具の代金がかかり、標板協会などの窓口価格では1組(2個)でおよそ1万5千〜3万1千円(大型車用24Vは大阪で55,000円)です。

字光式ナンバーの照明器具は、ナンバーを取り付ける前に車へ装着しておきます。普通車などは、ナンバーの交付を申請する時点で装着が済んでいる必要があります。根拠は国土交通省の自動車検査登録総合ポータルサイトのナンバープレートの説明です。

夜間に文字が光る字光式ナンバープレートのイメージ
目次

字光式ナンバーの仕組みと正式な名前

字光式ナンバーは文字の部分を光らせる仕組みのナンバーで、ナンバーを後ろから照らす照明器具を別に買って取り付けます。照明器具は「透過方式番号灯装置」と呼ばれます。仕組みの根拠は希望番号申込サービスのナンバープレートの種類、呼び名の根拠は下の2つの様式です。

様式の名前では、普通車などのナンバーは「字光式自動車登録番号標」、軽自動車のナンバーは「字光式車両番号」です。普通車用は字光式自動車登録番号標交付願(国土交通省の様式)、軽自動車用は字光式車両番号指示願(軽自動車検査協会の様式)です。

字光式にできる車・できない車

車・ナンバー字光式
登録自動車(普通・小型など)の自家用・事業用選べます
軽自動車の自家用(中板)選べます
軽自動車の事業用(黒ナンバー)・レンタカー・駐留軍の車・小板ナンバー選べません
図柄ナンバー(全国版・地方版・GREEN×EXPO 2027特別仕様)字光式の図柄ナンバーはありません
小型二輪・軽二輪字光式はありません

軽自動車の対象外の根拠は軽自動車検査協会の番号変更の手続き、図柄ナンバーの根拠は希望番号申込サービスの図柄ナンバーについて、二輪の根拠は希望番号申込サービスのお知らせです。図柄ナンバーを付けている車も、ナンバーの交換制度で番号を変えずに字光式の通常のナンバーへ替えられる場合があります(関東陸運振興センターの交換制度の例)。

字光式ナンバーの申し込み方

字光式は、ナンバーの交付を受ける手続きのときに申し出ます。場面ごとの手続きは次のとおりです。

場面手続き
車を買って登録するとき新規登録(軽自動車は新規検査)の申請で、普通車などは交付願、軽自動車は指示願を出します。販売店に手続きを頼む場合も、照明器具を先に取り付けておきます
番号が変わる手続きで字光式にするとき住所変更・名義変更で管轄が変わるときや、ナンバーの紛失・破損などで番号を変えるときに、その申請と一緒に交付願か指示願を出します。番号も選ぶなら、先に希望番号申込サービスで種類「字光式」を選んで予約します。軽自動車で、管轄も自家用・事業用の別も変わらないまま番号を変えられるのは、今のナンバーがなくなった・壊れた・番号が読みにくくなった場合などです。普通車などで、ほかの理由で番号だけを変えたいときは、管轄の運輸支局等に受け付けてもらえるかを確かめてください
番号を変えずに字光式にするときナンバーの交換制度で替えられる場合があります。インターネットの申込サービスでは申し込めないので、管轄の希望番号予約センターで可否を確かめてから申し込みます。交換の料金は希望番号と同じ表の額です。普通車などは封印を付け直すので、交換のときに車を持っていきます

交付願の提出と照明器具の事前装着の根拠は自動車検査登録総合ポータルサイト、交換の根拠は希望番号申込サービスの交換申込についてと関東陸運振興センターのナンバープレート交換制度、軽自動車の番号変更の条件は軽自動車検査協会の番号変更です。

希望番号と組み合わせると、交付可能になるまでの目安は入金確認から7日程度(土日祝日と年末年始を除く日数。予約センターによって違います)です。申込みの手順は希望ナンバーの申込み方にまとめています。

字光式ナンバーの料金(地域で違う)

登録自動車の交付手数料と軽自動車の頒布価格は、ナンバーを出す地域の団体ごとに決まっています。額は前後2枚1組で、ナンバーが1枚だけの車は半額です。全国の幅は次のとおりです。

車と番号の選び方全国の幅(2枚1組)
普通車など(中板)一連番号5,510〜6,940円
普通車など(中板)希望番号8,100〜10,560円
大型車(大板)一連番号6,000〜8,310円
大型車(大板)希望番号9,200〜11,650円
軽自動車 一連番号7,800〜11,200円
軽自動車 希望番号9,580〜14,160円

額の出どころは、全国自動車標板協議会の一連番号・再交付の手数料価格一覧と希望番号・交換の手数料価格一覧(どちらも令和7年7月1日より)です。

地域ごとの額の例

地域(ナンバーを出す団体)普通車など(中板2枚)一連番号/希望番号
東京都ほか(関東陸運振興センター)5,600円/9,000円
札幌(札幌地区自家用自動車協会。自家用で分類番号が8・9・0以外)5,760円/8,240円
名古屋(愛知県自動車会議所)5,840円/9,280円
大阪(全国自動車標板協議会の一覧)5,800円/8,300円
福岡(福岡県自動車標板協会)6,800円/9,800円
沖縄(沖縄県自動車標板協会)5,600円/8,470円
地域(ナンバーを出す団体)軽自動車(2枚)一連番号/希望番号
東京都ほか(関東陸運振興センター)8,000円/10,000円
札幌(札幌地区自家用自動車協会)7,800円/9,680円
名古屋(愛知県自動車会議所)8,000円/9,700円
大阪(全国自動車標板協議会の一覧)8,700円/10,100円
福岡(福岡県自動車標板協会)7,800円/9,600円
沖縄(沖縄県自動車標板協会)8,120円/9,660円

額の根拠は関東陸運振興センターの交付手数料・頒布価格(東京都・埼玉県・千葉県・茨城県・群馬県・山梨県は同額)、愛知県自動車会議所の希望ナンバー、福岡県自動車標板協会のナンバープレート、沖縄県自動車標板協会の希望番号と上の全国一覧です。同じ都道府県の中でも、北海道のように分類番号や事業用かどうかで額が違う地域があります。

運輸支局等(陸運局)の窓口で番号を変える登録の手数料は無料で、上の額はナンバーを出す団体(予約センターや標板協会の窓口)に払うナンバー代です。無料の根拠はポータルサイトの番号変更の手続きと京都運輸支局の番号変更です。ほかのナンバーの料金と比べたいときはナンバープレート代の一覧を見てください。

照明器具は先に取り付ける

字光式のナンバーを取り付けるには、あらかじめ照明器具を車に装着しておく必要があります。交付願と指示願の様式にも、照明器具(透過方式番号灯装置)を道路運送車両の保安基準に合うように確実に取り付けることが書かれています。

ナンバーを照らす灯火(番号灯)の基準は、保安基準第36条と細目告示の番号灯の条(第49条・第127条・第205条)です。夜間に後方20mからナンバーの数字などを確認できる明るさで、灯光の色は白色です。取り付け方では、点滅しないこと、運転者席で消せない構造か、前照灯・前部霧灯・車幅灯のどれかがついているときに消せない構造であることなどが決まっています。施行規則第11条第3項に合うと認められた後ろの字光式自動車登録番号標は、このうち明るさと色の基準に合うものとして扱われます。根拠は国土交通省の細目告示第205条(番号灯)です。

照明器具の価格の例(標板協会などの窓口)

販売する窓口1組(2個)の価格(税込)
大阪府自家用自動車連合協会登録車用 19,600〜31,000円(大型車用24V 55,000円)、軽自動車用 17,500〜29,420円
福岡県自動車標板協会登録車用 20,000〜30,000円、軽自動車用 15,000〜28,800円
沖縄県自動車標板協会登録車用 19,000〜29,000円、軽自動車用 17,600〜27,220円

価格の根拠は大阪府自家用自動車連合協会の字光式照明器具の紹介、福岡県自動車標板協会、沖縄県自動車標板協会です。取り付けの工賃は店によって違います。協会の窓口以外で買う場合は、保安基準に合う製品かどうかを買う前に確かめてください。

ナンバーに付けるフレーム(枠)やボルトカバーにも、大きさ・厚さ・番号を覆わないことなどの基準があります。たとえば前のナンバーのフレームは、幅が上部10mm以下・左右18.5mm以下・下部13.5mm以下で、ボルトカバーは直径28mm以下で番号を覆わないものです。ナンバーはカバーなどで覆ってはいけません。根拠は国土交通省のナンバープレートの表示の案内と表示義務の資料です。

番号が変わる手続きで字光式にするときの必要書類

普通車など(運輸支局等)

  • 自動車登録番号標交付申請書(OCR第3号様式)
  • 手数料納付書(番号変更の手数料は無料)
  • 自動車検査証(車検証)
  • 今のナンバー
  • 字光式自動車登録番号標交付願
  • 希望番号予約済証(番号も選ぶ場合)
  • 所有者の委任状(代理人が申請する場合)

ナンバーが変わるので、申請のときに車を持っていきます。根拠は自動車検査登録総合ポータルサイトの番号変更の手続きです。住所変更や名義変更と同時にする場合は、その手続きの書類と登録手数料(変更登録は窓口500円・OSS 450円、移転登録は窓口700円・OSS 600円)も要ります。管轄の窓口は全国の運輸支局の一覧で確かめられます。

軽自動車(軽自動車検査協会)

  • 自動車検査証(車検証)の原本
  • 今のナンバー(紛失などで無いときは車両番号標未処分理由書)
  • 字光式車両番号指示願
  • 自動車検査証変更記録申請書(軽第1号様式または軽第3号様式)
  • 希望番号予約済証(番号も選ぶ場合)
  • 申請依頼書(使用者以外が手続きする場合)
  • 軽自動車税申告(報告)書(協会の手続きと合わせて軽自動車税の申告などをする場合。協会の隣の税の窓口で手に入ります)

根拠は軽自動車検査協会の番号変更の手続きです。指示願と申請書は協会の事務所・支所の窓口でも手に入ります。手続きは使用の本拠の位置を管轄する事務所・支所・分室で行い、場所は軽自動車検査協会の事務所一覧で確かめられます。ナンバー代は別にかかります。

ナンバーの取り付けと封印

封印の取り付けを受けるのは、自動車登録ファイルに登録する普通車などの登録自動車です(道路運送車両法第4条・第11条)。登録自動車は、交付されたナンバーを車に取り付けた上で封印の取り付けを受け、封印の位置は後ろのナンバーの左上です。封印や封印の付いたナンバーは、整備のため特に必要なときなど省令で決まった場合を除いて外してはいけません。根拠は道路運送車両法とポータルサイトのナンバープレートの説明です。

軽自動車のナンバーに封印は付きません。封印を定めた道路運送車両法第11条は登録の章の規定で、第4条はこの章の「自動車」から軽自動車と二輪の小型自動車を除いています。軽自動車のナンバーの表示を定めた第73条にも、封印の定めはありません。根拠は道路運送車両法です。

番号が変わる場合の保険とETC

字光式にするときに番号も変わる場合は、自動車保険の会社への連絡とETC車載器の再セットアップが要ります。登録番号の変更は自動車保険の通知事項で(日本損害保険協会のQ&A)、ETCはナンバーを変えると車両情報が変わるため、セットアップ登録店で有料の再セットアップを受けます(ETC総合情報ポータルサイト)。くわしくは希望ナンバーの記事にまとめています。

字光式ナンバーのよくある質問

字光式ナンバーの料金はいくらですか?

地域で違います。普通車など(中板2枚)で、一連番号は5,510〜6,940円、希望番号は8,100〜10,560円です。軽自動車は一連番号7,800〜11,200円、希望番号9,580〜14,160円です。このほかに照明器具の代金と、店に頼む場合は取り付けの工賃がかかります。

字光式ナンバーは陸運局(運輸支局)で申し込めますか?

普通車などは、運輸支局等で新規登録、番号変更、他の地域からの転入などの申請をするときに「字光式自動車登録番号標交付願」を出して申し込みます。軽自動車は軽自動車検査協会で「字光式車両番号指示願」を出します。ナンバー代は、隣の予約センターや標板協会の窓口に払います。

字光式自動車登録番号標交付願はどこで手に入りますか?

国土交通省の自動車検査登録総合ポータルサイトの様式(PDF)を印刷して使えます。軽自動車の字光式車両番号指示願は、軽自動車検査協会のサイトの様式を印刷するか、協会の事務所・支所の窓口で手に入れます。

図柄入りナンバーを字光式にできますか?

できません。全国版・地方版の図柄ナンバーにも、GREEN×EXPO 2027特別仕様にも、字光式はありません。

軽自動車でも字光式ナンバーにできますか?

自家用の軽自動車ならできます(レンタカー・駐留軍の車・小板ナンバー・図柄ナンバーは除く)。事業用(黒ナンバー)もできません。

番号を変えずに字光式にできますか?

ナンバーの交換制度で、番号を変えずにペイント式から字光式へ替えられる場合があります。インターネットの希望番号申込サービスでは申し込めないので、管轄の希望番号予約センターで可否を確かめてください。

照明器具はいつ取り付けますか?

普通車などは、ナンバーの交付を申請する前です。軽自動車も、ナンバーを取り付ける前に装着しておきます。取り付けは保安基準に合うように確実に行います。

バイクを字光式ナンバーにできますか?

できません。小型二輪・軽二輪のナンバーには字光式も図柄もありません。自家用の小型二輪・軽二輪は2026年10月19日に希望ナンバーを申し込めるようになりましたが、選べるのは番号だけです。

照明器具はどこで買えますか?

ナンバーを出す標板協会などの窓口で売っている地域があります。大阪府自家用自動車連合協会・福岡県自動車標板協会・沖縄県自動車標板協会は、1組でおよそ1万5千〜3万1千円の製品を扱っています(大型車用24Vは大阪で55,000円)。ほかの店で買う場合は、保安基準に合う製品かを確かめてください。

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この記事を監修した人

【監修】田中 健一のアバター 【監修】田中 健一 元自動車教習所 / 安全運転アドバイザー

元自動車教習所勤務。10年以上にわたり自動車学校にて従事し、運転免許に関する実務も経験。退職後は、安全運転の啓発活動や運転者教育に携わる。「正確な情報で、ドライバーの不安を解消する」を信条に、最新の制度改正にも対応した監修を行っている。

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