普通自動車のナンバープレート再発行のやり方・費用・必要書類・流れを分かりやすく解説

という疑問にお答えします。

ナンバープレートを破損・汚損、盗難・紛失した場合は、法律により公道を走れなくなるため、迅速にナンバープレートの再発行手続きを行いましょう。

まずは、ナンバープレート再発行の全体像と流れをお伝えしてから、具体的なやり方・手順・費用・日数を分かりやすく解説しています。

普通自動車のナンバープレート再発行を行う全体像と流れ

普通自動車のナンバープレート再発行を行う場合の全体像と流れは以下のとおりです。

各ステップごとに順を追って分かりやすく解説します。

ステップ1：ナンバープレート再発行に必要な書類を準備する

ナンバープレート再発行手続きは大きく分けて2通りあります。

目的に合わせて必要書類を準備しましょう。

同一番号再交付手続きに必要な書類

事故などでナンバープレートを破損・汚損した場合は、同一番号再交付手続きになります。

普通自動車のナンバープレートを同一番号で再発行するには下記書類が必要です。

1：自動車検査証（車検証）

新しい車検証に書き換えるために原本が必要です。

もし紛失している場合は、現在車検証に記載されている住所地で管轄している運輸支局で再交付する必要があります。

2：自動車登録（車両）番号標再交付申請書

手続きをする運輸支局に用紙がありますので、用紙の事前準備は不要です。

申請書の記入方法は、運輸支局に書き方の見本があるため、そちらを参考にして書けば簡単に作成できます。

番号変更手続きに必要な書類

盗難などでナンバープレートを紛失した場合は、再発行ではなく新しく取得する番号変更手続きになります。

番号変更手続きは、同一番号再交付の手続き手順とは異なります。流れは以下です。

1. 警察署で盗難届or紛失届を提出する
2. 市町村の役所で免許証・車検証・自賠責保険証を提出して仮ナンバーを発行してもらう
3. 運輸支局で必要書類を提出して番号変更手続きを行う
4. 新しいナンバープレートができたら仮ナンバーを市区町村の役所に返却する

普通自動車のナンバープレートの番号変更には下記書類が必要です。

申請書

OCR シートの第3号様式が必要です。

書類は、住所地を管轄する運輸支局で手に入れるか国土交通省のホームページからダウンロードできます。

リンク：申請書をダウンロードする

理由書

ナンバープレートの番号手続きを運輸支局で行う前に、警察署で盗難届or紛失届を提出します。

提出後、届出警察署名・届出日・受理番号を取得し、理由書に返納できない理由と警察署名・届出日・受理番号を記入します。

理由書の用紙は、番号変更手続きの際に運輸支局で手に入りますので、事前準備は不要です。

理由書には所有者・使用者の押印が必要です。

手数料納付書

番号変更手続きの際に運輸支局で手に入りますので、事前準備は不要です。

自動車税申告書

番号変更手続きの際に運輸支局で手に入りますので、事前準備は不要です。

委任状

車の所有者本人が手続きする場合は不要です。

代理人が手続きを行う場合は必要です。

ステップ2：ナンバープレート再発行に必要な費用を準備する

再発行の手続きに費用はかかりませんが、新しいナンバープレートの交付手数料が発生します。

約2,000円です。(地域によって異なる)

また、字光式やペイント式などのナンバープレートに種類があり、字光式の場合は費用が高いです。

ステップ3：運輸支局で手続きをする（当日の流れ）

1：運輸支局に行く

車庫の住所地を管轄する運輸支局に行きます。

同一番号再交付手続きの場合は、車検証を持参します。

番号変更手続きの場合は、車検証、警察署に盗難届or紛失届を提出した後にもらえる届出警察署名・届出日・受理番号を持参します。

どこに運輸支局があるのか分からない場合は、下記記事で全国の運輸支局を一覧で検索してみてください。

関連：【各都道府県別】運輸支局(陸運局)・自動車検査登録事務所の所在地と管轄エリアまとめ

2：運輸支局でナンバープレート再発行に必要な用紙を手に入れて作成する

運輸支局内に各用紙が用意されており、書き方の見本もあります。見本を見ながら書けば簡単に作成できます。

3：運輸支局窓口に全ての書類を提出する

書類一式を運輸支局窓口に提出します。

書類に不備がなければ、新しいナンバープレートが交付されるまで待ちます。

4：新しいナンバープレートを受け取る

新しいナンバープレートを受け取るまでの日数は、再発行手続きを終えてから約1週間かかります。