東京都で運転経歴証明書を発行する方法|持ち物・費用・受付時間・場所

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東京都で運転経歴証明書を申請できる場所は、自主返納と同時に申請するか、返納・失効の後に申請するかで変わります。返納と同時なら、府中・鮫洲・江東の運転免許試験場、神田・新宿の運転免許更新センター、都内の警察署で申請できます。

返納した後や、免許が失効した後の申請先は、3つの運転免許試験場と島部の5警察署です。試験場なら日曜日も申請でき、その日のうちに受け取れます(東京都以外で自主返納をした方と、失効した免許証の住所が東京都以外の方は、平日だけの受付で、即日交付できない場合があります)。

手数料は、運転経歴証明書が1,150円、マイナ経歴証明書が900円、両方で1,250円です。

花子
運転免許証の自主返納後に、身分証明書代わりになる運転経歴証明書を発行するにはどうしたらいいの?
先に確認すること
  • 現住所が東京都内にある方が対象
  • 自主返納した日、または免許の有効期間が過ぎた日から5年以内に申請する
  • 返納と同時の申請は、試験場・更新センター・都内の警察署で受け付ける
  • 返納後・失効後の申請先は、試験場と島部の5警察署
  • 日曜日に受け付けるのは試験場だけ。土曜日・祝休日・年末年始(12月29日〜1月3日)はどこも休み
  • その日に受け取れるのは試験場。更新センター・警察署は2週間程度(島部の警察署は4週間程度)かかる
  • 申請用写真1枚が必要
  • 返納する免許証・マイナ免許証をなくした方は、試験場でしか手続きできない
目次

申請できる人

現住所が東京都内にあり、次のどれかに当たる方が申請できます。

  • 有効な運転免許証を自主返納する方(返納と同時に申請)
  • 自主返納をした日から5年以内で、今は有効な運転免許を持っていない方
  • 運転免許証の有効期間が過ぎてから5年以内の方(失効した方)

次に当たる方は、自主返納ができません。運転免許の取消基準に該当している方、免許の停止中の方や停止の基準に該当している方(違反者講習の対象となり、受講した方は申請できます)、初心運転者制度の再試験の基準に該当している方です。

自主返納の手続きそのものは、東京都の運転免許証の自主返納にまとめています。

失効した方が申請前に確認すること

運転免許が失効した方が運転経歴証明書の交付やマイナ経歴証明書の記録を受けると、その後に免許を取り直すときに、失効した方向けの試験の一部免除を受けられなくなります。

根拠は、道路交通法第97条の2第1項第3号・第4号と、道路交通法施行令第34条の3第2項第9号です。失効後6か月以内などに免許を取り直す予定がある方は、申請の前に運転免許試験場へ相談してください。失効後の手続きは東京都でうっかり失効した場合の手続きにまとめています。

運転経歴証明書とマイナ経歴証明書

運転経歴証明書は、運転免許証と同じように身分証明書として使えます。ただし、身分証明書として扱っていない機関もあります。

運転経歴証明書では、自動車などを運転できません。自主返納で免許を取り消した後にもう一度免許を取るときは、試験の一部免除などの特例はなく、適性試験・学科試験・技能試験に合格する必要があります。

マイナ経歴証明書は、マイナンバーカードに運転経歴の情報を記録したものです。運転経歴証明書だけ、マイナ経歴証明書だけ、両方(2枚持ち)のどれにするかで手数料が変わります。

申請場所と受付時間

まず、自主返納と同時に申請するかどうかで窓口を選びます。平日に近くの警察署で済ませたい方は、返納と同時に申請してください。

自主返納と同時に申請する場合

申請場所受付日時・受け取り
府中運転免許試験場
鮫洲運転免許試験場
江東運転免許試験場
平日 8:30〜16:00
日曜 8:30〜12:00、13:00〜16:00
即日交付(作成に時間がかかる)
神田運転免許更新センター
新宿運転免許更新センター
都内の警察署
平日 8:30〜16:30
受け取りまで2週間程度
島部の警察署は4週間程度

試験場の休みは土曜日・祝休日・年末年始、更新センターと警察署の休みは土曜日・日曜日・祝休日・年末年始です。警察署の所在地は警視庁の警察署一覧で確認できます。

自主返納だけの受付時間は、試験場が平日8:30〜16:30、日曜8:30〜12:00と13:00〜16:30です。運転経歴証明書もあわせて申請する方は、受付の終わりが30分早い16:00になります。

返納した後・失効した後に申請する場合

申請場所受付日時・受け取り
府中運転免許試験場
鮫洲運転免許試験場
江東運転免許試験場
平日 8:30〜16:00
日曜 8:30〜12:00、13:00〜16:00
即日交付できる(作成に時間がかかる)
島部警察署
大島警察署・新島警察署・三宅島警察署・八丈島警察署・小笠原警察署
平日 8:30〜16:30
受け取りまで4週間程度

返納後・失効後の申請先は、この表の試験場と島部の警察署です。島部の警察署は、土曜日・日曜日・祝休日・年末年始が休みです。更新センターや島部以外の警察署で申請したい方は、事前に警視庁運転免許本部(03-6717-3137、代表)へ問い合わせてください。

東京都以外で自主返納をした方と、失効した免許証の住所が東京都以外の方は、試験場でも平日だけの受付です。手続きに時間がかかるため、即日交付できない場合があります。

免許証をなくした状態で返納する方

紛失などで運転免許証もマイナ免許証も手元にない方は、運転免許試験場でしか手続きできません。住所・氏名・生年月日が確認できる書類を持って、試験場へ行ってください。

交付までの期間と受け取り方

試験場で申請すると、運転経歴証明書とマイナ経歴証明書はその日のうちに交付されます(都外で返納した方などは、即日交付できない場合があります)。作成には時間がかかるため、時間に余裕をもって行ってください。試験場で交付される免許証等は、午後5時頃までに受け取ります。

更新センターや警察署で返納と同時に申請した場合は、運転経歴証明書の受け取りとマイナ経歴証明書への書き込みまで2週間程度かかります。島部の警察署では4週間程度です。

更新センターや警察署で申請し、運転経歴証明書を郵送で受け取りたい方は、レターパックライト(青色・430円)を郵便局で買っておき、申請のときに持参します。

手数料と支払い方法

交付を受けるもの手数料
運転経歴証明書のみ1,150円
マイナ経歴証明書のみ900円
運転経歴証明書とマイナ経歴証明書の2枚持ち1,250円

額は、警視庁関係手数料条例(運転経歴証明書交付手数料1,150円、運転経歴情報記録手数料900円、交付と同時の記録は100円)と一致します。自主返納だけなら手数料は無料です。

東京都の証紙は平成22年3月末で廃止されており、手数料は申請する窓口で納めます。警視庁は令和3年7月から、警察署・運転免許試験場・運転免許更新センターの窓口で、クレジットカード(1回払いのみ)と電子マネーでも払えるようにしました。

使えるカードや電子マネーの種類は、申請する窓口へ事前に確認してください。

申請に必要な持ち物(日本国籍の方)

自主返納と同時に申請する場合

返納と同時に申請する方の持ち物
  • 運転免許証またはマイナ免許証(両方持っている方は両方)
  • 申請用写真1枚
  • 手数料

返納する免許証の住所が今の住所と違う方は、現住所が分かるもの(住民票の写し〔コピー不可・マイナンバーが記載されていないもの〕、マイナンバーカード〔通知カードは不可〕、資格確認書、パスポート、在留カード、消印付きの郵便物など)も持参します。

紛失などで免許証がない方は試験場へ行き、住所・氏名・生年月日が確認できるもの(住民票の写し、マイナンバーカード、資格確認書、パスポート、在留カードなど)を持参します。

自主返納した後に申請する場合(5年以内)

返納後に申請する方の持ち物
  • 住所・氏名・生年月日が確認できるもの(住民票の写し〔コピー不可・マイナンバーが記載されていないもの・交付日から6か月以内〕、マイナンバーカード〔通知カードは不可〕、資格確認書、パスポート。確認のみ)
  • 申請用写真1枚
  • 申請による運転免許の取消通知書(返納のときに受け取った方のみ)
  • 手数料

免許が失効した後に申請する場合(5年以内)

失効した方の持ち物
  • 失効した運転免許証またはマイナ免許証(持っている方のみ)
  • 住所・氏名・生年月日が確認できるもの(住民票の写し〔コピー不可・マイナンバーが記載されていないもの・交付日から6か月以内〕、マイナンバーカード〔通知カードは不可〕、資格確認書、パスポート。提示)
  • 申請用写真1枚
  • 手数料

返納後・失効後のどちらの申請でも、住所が書かれていないパスポートを持参する方は、住所が確認できるほかの書類も用意してください。

申請用写真

写真は縦3cm×横2.4cmで、申請前6か月以内に撮影した無帽・正面・上三分身・無背景のものです。府中・鮫洲・江東の試験場には自動証明写真機があり、そこで撮った写真も使えます。

試験場で申請する方は、運転経歴証明書に載せる写真を、申請用写真か試験場で撮影する写真から選べます。更新センター・警察署で申請する方は、持参した申請用写真がそのまま運転経歴証明書の写真になります。

写真の用意の仕方は運転免許証に使う証明写真の用意も参考にしてください。規格は警視庁の申請用写真の案内で確認できます。

外国籍の方

令和7年10月1日の道路交通法施行規則の改正で、外国籍の方の必要書類が変わりました。住民基本台帳法の適用を受ける方は、在留カード、特別永住者証明書、特定事項が記載された住民票の写し(コピー不可・交付日から6か月以内)のいずれかを提示します。

住民基本台帳法の適用を受けない方は、外務省の発行する身分証明書などが必要です。申請の種類ごとの書類は、下の公式情報にある警視庁の各手続きページで確認してください。

マイナ経歴証明書を希望する場合

マイナ経歴証明書を希望する方は、有効期限が切れていないマイナンバーカードを持参します。マイナポータル連携や住所変更ワンストップサービスなどを使いたい方は、マイナンバーカードの署名用電子証明書の暗証番号も用意してください。

自主返納や運転経歴証明書の手続きと同時に一体化する場合は、予約は不要です。運転経歴証明書の手続きと同時の一体化は、試験場・更新センター・指定警察署・それ以外の警察署のいずれでも扱います(申請できる窓口は上の表のとおりです)。

マイナ免許証を持っている方は、マイナンバーカードの券面に書かれた住所などが新しい住所などになります。住所などが変わった方は、お住まいの自治体で変更してから手続きしてください。マイナンバーカードの再交付は警察施設ではできないため、自治体で再交付を受けてから試験場へ行きます。

代理人が申請する場合

返納と同時の申請、返納後の申請、失効後の申請のどれも、代理人が申請できます。本人の持ち物に、次の2点を加えます。

代理人が追加で用意するもの
  • 委任状
  • 代理人の住所・氏名・生年月日が確認できるもの(運転免許証、住民票の写し〔コピー不可・マイナンバーが記載されていないもの〕、マイナンバーカード〔通知カードは不可〕、資格確認書、パスポート、在留カードなど)

委任状の見本には、本人の住所・氏名・生年月日と、代理人の住所・氏名・本人との関係を書く欄があります。見本は警視庁の委任状見本(PDF)で確認できます。

紛失などで免許証がない状態の方の代理申請は、試験場へ事前に問い合わせてください。

住所が変わったとき・なくしたとき

運転経歴証明書の住所・氏名の変更は無料で、試験場・更新センター・警察署で届け出ます。試験場なら日曜日も受け付けています。詳しくは東京都で運転経歴証明書の住所・名前を変更する方法を確認してください。

なくした・汚れたときの再交付は有料で、平日に試験場か島部の警察署で申請します。持ち物と手数料は東京都で運転経歴証明書を再発行する方法にまとめています。

運転経歴証明書で受けられる特典

運転経歴証明書を提示すると、高齢者運転免許自主返納サポート協議会の加盟企業・団体で特典を受けられます。対象は原則として65歳以上の方で、令和元年12月1日からは免許を失効した高齢者の方も対象です。

特典は予告なく変更・中止されることがあるため、利用する前に各店舗へ問い合わせてください。令和7年3月24日からマイナ経歴証明書を申請できるようになり、警視庁は、マイナ経歴証明書を提示した方にも特典を付けるよう加盟企業などへ協力を要請しました。一覧は警視庁の特典一覧で確認できます。

令和7年3月24日から、新しい「運転経歴証明書交付済シール」の交付は中止されています。すでにシールを貼ったマイナンバーカードは引き続き使えます。

試験場・更新センターの所在地と電話番号

施設所在地・電話・最寄り駅
府中運転免許試験場府中市多磨町3丁目1番地の1
042-362-3591
JR武蔵小金井駅南口などから京王バス「試験場正門」
鮫洲運転免許試験場品川区東大井1丁目12番5号
03-3474-1374
京急線鮫洲駅から徒歩約8分
江東運転免許試験場江東区新砂1丁目7番24号
03-3699-1151
東西線東陽町駅から徒歩約5分
神田運転免許更新センター千代田区内神田1丁目1番5号 東京都産業労働局神田庁舎
03-3294-3380
大手町駅(C1)から徒歩5分
新宿運転免許更新センター新宿区西新宿2丁目8番1号 都庁第二本庁舎2階
03-3343-2558
都庁前駅(A4)から徒歩3分

府中試験場と府中警察署、神田・新宿の更新センターと神田警察署・新宿警察署は、それぞれ所在地が違います。車での来場は控え、電車やバスで行ってください(神田・新宿は駐車場なし)。

運転経歴証明書の手続き全般の問い合わせ先は、警視庁運転免許本部 免許管理第一係(03-6717-3137、代表)です。

東京都の運転免許・運転経歴証明書の関連手続き

公式情報

出典(24件)

東京都の運転経歴証明書FAQ

東京都で運転経歴証明書はどこで申請できますか?

自主返納と同時なら、府中・鮫洲・江東の運転免許試験場、神田・新宿の運転免許更新センター、都内の警察署で申請できます。返納後や失効後に申請する方の申請先は、3つの試験場と島部の5警察署(大島・新島・三宅島・八丈島・小笠原)です。

手数料はいくらで、どう払いますか?

運転経歴証明書のみは1,150円、マイナ経歴証明書のみは900円、両方は1,250円です。手数料は窓口で納め、警察署・試験場・更新センターの窓口ではクレジットカード(1回払いのみ)と電子マネーも使えます。使える種類は窓口へ確認してください。

当日に受け取れますか?

試験場で申請すれば即日交付です(作成に時間がかかります)。更新センター・警察署で返納と同時に申請した場合は2週間程度、島部の警察署では4週間程度かかります。都外で返納した方や、失効した免許証の住所が都外の方は、試験場でも即日交付できない場合があります。

日曜日に申請できますか?

府中・鮫洲・江東の試験場なら、日曜日の8:30〜12:00と13:00〜16:00に申請できます。更新センター・警察署は日曜日が休みです。都外で返納した方と、失効した免許証の住所が都外の方は、試験場でも平日だけの受付です。

写真は必要ですか?

申請用写真1枚(縦3cm×横2.4cm、申請前6か月以内に撮影)が必要です。試験場の自動証明写真機で撮った写真も使えます。試験場では、証明書に載せる写真を申請用写真か試験場で撮影する写真から選べます。

家族が代わりに申請できますか?

できます。本人の持ち物に、委任状と、代理人の住所・氏名・生年月日が確認できる運転免許証やマイナンバーカードなどを加えます。委任状の見本は警視庁のサイトにあります。

返納してから時間がたっていても申請できますか?

自主返納した日から5年以内で、今は有効な運転免許を持っていなければ申請できます。試験場か島部の警察署で、住所・氏名・生年月日が確認できる書類、申請用写真1枚、取消通知書(持っている方)を出して申請します。

免許を失効した人も申請できますか?

有効期間が過ぎてから5年以内なら申請できます。ただし、失効した方が交付や記録を受けると、免許を取り直すときに、失効した方向けの試験の一部免除を受けられなくなります。取り直す予定がある方は、申請の前に試験場へ相談してください。

運転経歴証明書で車を運転できますか?

できません。運転経歴証明書は身分証明書として使えるものです。自主返納後にもう一度運転したい場合は、適性試験・学科試験・技能試験に合格して免許を取り直します。

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この記事を監修した人

【監修】田中 健一のアバター 【監修】田中 健一 元自動車教習所 / 安全運転アドバイザー

元自動車教習所勤務。10年以上にわたり自動車学校にて従事し、運転免許に関する実務も経験。退職後は、安全運転の啓発活動や運転者教育に携わる。「正確な情報で、ドライバーの不安を解消する」を信条に、最新の制度改正にも対応した監修を行っている。

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