運転免許証に記載されている「違反」という表記は一体何なの?と疑問に思ったことはありませんか。
そこで当記事では、違反運転者(ブルー免許)の特徴やデメリットについて分かりやすくご紹介します。
「違反運転者」の特徴
違反運転者とは、運転免許証の階級の1つです。
対象者は以下のとおりです。
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①:違反が複数回ある人
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②:怪我のある事故を起こしてしまった人
上記を一つでも満たした方は違反運転者となります。
違反についてはこちらをご確認ください。
メモ
事故は人身事故のみが判定対象です。物損事故の場合は、違反点数がないため判定に影響しません。
「違反運転者」のデメリット3つ
違反運転者となれば、以下3つのデメリットが生じます。
- ①:運転免許証の有効期間が短くなる
- ②:運転免許証の更新手数料が高くなる
- ③:運転免許証更新時の講習時間が長くなる
それぞれ詳しく解説します。
メリット①:運転免許証の有効期間が短くなる
優良運転者や一般運転者は有効期間が5年です。
しかし、違反運転者になってしまうと有効期間が3年になります。免許証を取ったばかりの初回更新者と同じです。
運転免許証の有効期間が短くなると、更新手続きをする頻度が増え、手間と時間、お金がかかるようになります。
メリット②:運転免許証の更新手数料が高くなる
どれくらい運転免許証の更新手数料が高くなるのか?分かりやすく表にまとめてみました。
区分 | 料金 |
優良運転者 | 3,000円 |
一般運転者 | 3,300円 |
違反運転者 | 3,850円 |
初回更新者 | 3,850円 |
上記表のとおり、優良や一般に比べて更新手数料が数百円高くなります。
③:運転免許証更新時の講習時間が長くなる
どれくらい運転免許証更新時の講習時間が長くなるのか?分かりやすく表にまとめてみました。
区分 | 講習時間 |
優良運転者 | 30分 |
一般運転者 | 1時間 |
違反運転者 | 2時間 |
初回更新者 | 2時間 |
上記表のとおり、優良や一般に比べて更新時の講習時間が長くなります。
優良運転者(ゴールド免許)になるにはどうしたらいい?
優良運転者(ゴールド免許)になると、自動車保険料が安くなるなど様々なメリットが受けられます。
優良運転者(ゴールド免許)になる方法は下記記事でまとめています。
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