原付のナンバープレート取得のやり方・費用・必要書類を分かりやすく解説

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当記事では、原付のナンバープレート取得方法をステップバイステップで分かりやすく解説しています。

  • 必要書類
  • 手続きを行う場所
  • 手続きにかかる時間
  • 費用

などを網羅しています。

目次

原付のナンバープレート取得方法|やり方は3ステップ

原付のナンバープレートは、自動車や125cc以上のバイクと違って取得方法がとても簡単です。

以下3ステップです。

  1. 必要な書類を用意する
  2. 市区町村の役所でナンバープレート取得手続きをする
  3. 自賠責保険・任意保険・盗難保険に加入する

自動車や125cc以上のバイクと違って、手続きがシンプルです。

豆知識

50〜125ccの原付バイクは、原動機付自転車、125ccは第二種原動機付自転車と呼ばれ、自転車の延長として区分されています。だから手続きが簡単!

ナンバープレートの取得を代行業者にお願いすると、5,000〜10,000円かかりますが、サクッと自分でやってしまえば無料です。(別途、自賠責保険料が必要)

具体的なやり方を分かりやすく解説します。

1:原付のナンバープレート取得に必要な書類

原付のナンバープレート取得に必要な書類は

  • お店で購入した場合
  • 人からもらった場合(廃車済みor市区町村外の人に譲渡するケース)
  • 人からもらった場合(廃車していないケース)

で異なるので、それぞれ分けて解説します。

なお、ネットオークション等の個人売買は「人からもらった場合」に該当します。

原付をお店で購入した場合

多くのバイク店では、購入時にナンバー取得までやってもらえます。

そのため、購入者はバイク店で言われた必要な書類を用意して記入するだけ完了します。

しかし、このやり方だと、ナンバープレート取得の代行費用が上乗せされてしまいます。

その場合は「ナンバー取得は自分でやります」と伝えると、代行費用がカットされて安くなりますよ。

その場合の必要書類は以下4つです。

  • 販売証明書
  • 軽自動車税(報告)申告書兼標識交付申請書
  • 印鑑
  • 本人確認書類(免許証などの身分証)

販売証明書

原付購入時に、バイク店が発行してくれます。

バイク店によって

  • 原動機付自転車等譲渡(販売)証明書
  • 軽自動車税申告書兼標識交付申請書の譲渡販売証明欄に記載されたもの

どちらかを発行してくれます。

どちらとも正式な販売証明書なので、印鑑と本人確認書類を合わせて市区町村の役所にある「税金関連の窓口」に持参します。

役所に行ってどの窓口か分からなければ、職員に聞けば「こっちですよ〜」と優しく教えてくれます。

▼原動機付自転車等譲渡(販売)証明書のサンプル

▼軽自動車税申告書兼標識交付申請書のサンプル

軽自動車税(報告)申告書兼標識交付申請書

市区町村の役所に書類があるので、事前準備は不要です。

書き方の見本は役所にあるので、そちらを見ながら簡単に記入できるようになっています。

印鑑

認印でもOK。しかし、シャチハタはNG。

本人確認書類(運転免許証などの身分証)

原付を購入したタイミングで運転免許証を持っていると思うので、運転免許証がある場合は運転免許証でOKです。

しかし、運転免許証がない場合は、マイナンバーカードやパスポート、健康保険証などを市区町村の役所に持参しましょう。

原付を人からもらった場合(廃車済みor市区町村外の人に譲渡するケース)

友人・知人からバイクを売ってもらった、譲ってもらった。

ネットオークション等で個人売買をした。

その原付が

  • 廃車済みでナンバープレートがない状態の場合
  • 廃車してなくても旧所有者の市区町村外の人に譲渡する場合

いずれにも必要な書類です。

以下5つです。

  • 譲渡証明書
  • 廃車証明書
  •  
  • 軽自動車税(報告)申告書兼標識交付申請書
  • 印鑑
  • 本人確認書類(免許証などの身分証)

譲渡証明書

「原付を人に譲りました」という証明書です。

用紙はインターネットで検索して無料ダウンロードできるものでOKです。

「譲渡証明書 無料」と検索すれば、すぐに見つかります。

ご参考までに譲渡証明書をダウンロードできるリンクを貼っておきます。

リンク:譲渡証明書をダウンロードする

▼譲渡証明書のサンプル

廃車証明書

  • 廃車されている原付を譲る時
  • 旧所有者の市区町村外の人に譲る時

いずれかの場合に必要です。

廃車証明書は、旧所有者に用意してもらう必要があります。

例えば、東京都世田谷区の人が持っていた原付を大阪府大阪市の人にあげたり、個人売買する際は、廃車証明書が必須です。

知り合いから譲渡してもらう時は連絡がつきやすいと思いますが、ネットオークション等の個人売買時は、必ず廃車証明書を忘れずに送付してもらうようにしましょう。

軽自動車税(報告)申告書兼標識交付申請書

市区町村の役所に書類があるので、事前準備は不要です。

書き方の見本は役所にあるので、そちらを見ながら簡単に記入できるようになっています。

印鑑

認印でもOK。しかし、シャチハタはNG。

本人確認書類(運転免許証などの身分証)

運転免許証がある場合は運転免許証でOKです。

運転免許証がない場合は、マイナンバーカードやパスポート、健康保険証などを市区町村の役所に持参しましょう。

人からもらった場合(廃車していないケース)

名義変更の手続きとなります。

必要な書類です。

以下5つです。

  • 現在付いているナンバープレート
  • 譲渡証明書
  • 標識交付証明書
  • 印鑑
  • 本人確認書類(運転免許証などの身分証)

現在付いているナンバープレート

現在、原付に付いているナンバープレートを持参しましょう。

もし紛失している場合は、再発行が必要です。

譲渡証明書

「原付を人に譲りました」という証明書です。

用紙はインターネットで検索して無料ダウンロードできるものでOKです。

「譲渡証明書 無料」と検索すれば、すぐに見つかります。

ご参考までに譲渡証明書をダウンロードできるリンクを貼っておきます。

リンク:譲渡証明書をダウンロードする

▼譲渡証明書のサンプル

標識交付証明書

125cc以下の原動機付自転車(以下原付)や小型特殊自動車(フォークリフトや農耕トラクターなど)の所有者に対して、お住まいの市区町村から交付される書類です。

印鑑

認印でもOK。しかし、シャチハタはNG。

本人確認書類(運転免許証などの身分証)

運転免許証がある場合は運転免許証でOKです。

運転免許証がない場合は、マイナンバーカードやパスポート、健康保険証などを市区町村の役所に持参しましょう。

2:原付のナンバープレートを取得する手続き場所は「市区町村の役所で約10分」で完了

原付(50〜125cc)バイクは、新所有者が住んでいる市区町村の役所で手続きします。

運輸支局(陸運局)や軽自動車検査協会に行く必要はありません。

さらに車検もないため、手続きはかなり簡単です。

所要時間は市区町村の役所の混雑状況によりますが、約10分程度で完了します。

3:原付のナンバープレート取得にかかる費用・料金

原付のナンバープレート取得にかかる費用は無料です。

しかし、代行業者にお願いすると、5,000〜10,000円程度の代行料金がかかります。

ただし、実際に原付を乗り出す際には、自賠責保険の加入が法律で義務付けられています。

そのため、原付のナンバープレートを取得したら、必ず自賠責保険に加入しておきましょう。

また、任意保険や盗難保険も合わせて加入しておくと、万が一の時に安心です。

各種保険加入にかかる費用・料金

  • 自賠責保険
  • 任意保険
  • 盗難保険

に分けて分かりやすく解説します。

原付の自賠責保険料

1〜5年の期間で、好きな期間を選ぶことができます。

複数年乗るつもりの場合は、複数年で加入すると割安です。

  • 1年:7,060円
  • 2年:8,950円(1年あたり4,475円)
  • 3年:10,790円(1年あたり3,597円)
  • 4年:12,600円(1年あたり3,150円)
  • 5年:14,380円(1年あたり2,876円)

なお、50cc、90cc、125ccでも同一料金です。

ちなみに、自賠責保険を3年で加入していたけど、1年で廃車する場合。

申請すれば定額が返金されるので、なるべく複数年加入がおすすめです。

加入は近くのコンビニで簡単に申し込みできます。

原付の任意保険料は保険会社によって異なるため一括見積りで比較してみる

車を乗っている方は、必ず加入している任意保険。

「原付だから加入しなくていい」という考えは、とても危険な行為です。

原付の事故率は車と同じくらいの水準なので、加入推奨です。

任意保険は保険会社によって価格が異なるので、複数社で比較するのが賢い選択です。

比較する際は、複数の保険会社に一括見積もりができるサービスを利用するのが便利です。

>>> バイク保険一括見積もり

盗難保険

原付を所有している多くの人が見過ごしている「盗難」事情。

原付は車と違って重量が軽く、ロックが簡単に外せることから、意外と簡単に盗まれてしまいます。

全国で販売された原付のうち、約10%が盗難され、盗難された原付のうちの約5%しか返ってきていないというデータも出ています。

ちなみに、私が大学生の頃、友人や先輩、後輩の多くが原付に乗っていましたが、原付の盗難は頻繁に耳にしていました。

私自身も原付の盗難に遭い、とても悲しくなったのが記憶に新しいです。

特に人気の原付もそうですし、大阪府、福岡県、神奈川県、東京都、兵庫県は盗難台数が多い県で有名です。

「バイクはガレージに保管してあるので安心でしょ?」と考えていても、外出先では無防備です。窃盗犯はそこを狙っています。

盗難保険に加入していると、最大300万円まで補償してくれるので、もし盗難に遭っても安心です。

>>> 加入者23万突破のバイク盗難保険・ロードサービス【ZuttoRide Club】

まとめ

原付のナンバープレート取得は、お住まいの市区町村の役所で必要書類を提出すれば完了します。

代行業者にやってもらうまでもないほど簡単です。

ぜひ自分で手続きをしてみてくださいね!

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