花子という疑問にお答えします。
まずは、住所変更の全体像と流れをお伝えしてから、具体的なやり方を分かりやすく解説しています。
小型二輪バイク(251cc〜)の住所変更を自分で行う全体像と流れ
小型二輪バイク(251cc〜)の住所変更を行う場合の全体像と流れは以下のとおりです。
- 住所変更に必要な書類を準備する
- 住所変更に必要な書類に記入する
- 住所変更に必要な費用を準備する
- 運輸支局で手続きをする
- 自賠責保険の住所を変更する
各ステップごとに分かりやすく解説します。
1：小型二輪バイク(251cc〜)の住所変更に必要な書類を準備する
- 自動車検査証（車検証）
- 新住所の住民票
- 自動車損害賠償責任保険証書
- 自動車検査証記入申請書（OCRシート第1号様式）
- 手数料納付書
- 軽自動車税申告書
- ナンバープレート（新住所の市区町村が変わる場合のみ）
- 委任状（代理人が手続きを行う場合のみ）
- 印鑑
自動車検査証（車検証）
原本が必要です。
新住所の住民票
発行から3か月以内のものが必要です。
自動車損害賠償責任保険証書
有効期限が切れていないものが必要です。
自動車検査証記入申請書（OCRシート第1号様式）
書類は以下の国土交通省のページからダウンロードできます。
運輸支局にも書類の用意があります。
手数料納付書
手数料は無料ですが、運輸支局の窓口に提出する必要があります。
手数料納付書は、手続きを行う当日に運輸支局で用意できるため、事前準備の必要はありません。
なお、ナンバープレートの番号が変更になり、ステッカーの再交付をする場合は300円の検査登録印紙が必要です。
軽自動車税申告書
納税の通知書が送付される住所を変更するために必要な書類です。
運輸支局内の税事務所窓口に提出します。
自動車税申告書は、手続きを行う当日に運輸支局内の税事務所窓口で用意できるため、事前準備の必要はありません。
ナンバープレート
新住所の市区町村が変わる場合のみ必要です。
委任状
自分で手続きを行う場合は不要です。
代理人が手続きを行う場合のみ必要です。
印鑑
運輸支局で書類を記入する際に必要です。
2：小型二輪バイク(251cc〜)の住所変更に必要な書類の書き方・記入方法
自動車検査証記入申請書（OCRシート第1号様式）の書き方
運輸支局の窓口に書き方の見本があります。
そちらを参考にすれば簡単に記入できるようになっています。
代行で書類一式を作成してもらう場合は、用意する必要はありません。
手数料納付書の書き方
運輸支局の窓口に書き方の見本があります。
そちらを参考にすれば簡単に記入できるようになっています。
代行で書類一式を作成してもらう場合は、用意する必要はありません。
軽自動車税申告書の書き方
運輸支局内にある税事務所内に書き方の見本があります。
そちらを参考にすれば簡単に記入できるようになっています。
代行で書類一式を作成してもらう場合は、用意する必要はありません。
3：小型二輪バイク(251cc〜)の住所変更に必要な費用を準備する
小型二輪バイク(251cc〜)の住所変更の際にかかる費用の内訳は以下です。
- 住民票：300円
- ナンバープレート代：約600円（ナンバープレートを交換する場合のみ）
小型二輪バイク(251cc〜)の名義変更の手続きをする場合は、約1,000円程度です。
なお、管轄する運輸支局が変わらない場合は、ナンバープレートを交換する必要がないため、ナンバープレート代は必要ありません。
4：運輸支局で小型二輪バイク(251cc〜)の住所変更手続きをする（当日の流れ）
ステップ①：運輸支局に行く
住所地を管轄する運輸支局に事前に準備した書類を持参して行きます。
どこに運輸支局があるのか分からない場合は、下記記事で全国の運輸支局を一覧で検索してみてください。
関連：【各都道府県別】運輸支局(陸運局)・自動車検査登録事務所の所在地と管轄エリアまとめ
ステップ②：運輸支局で名義変更に必要な用紙を手に入れて作成する
運輸支局の窓口で下記3つの用紙を手に入れましょう。
- 自動車検査証記入申請書（OCRシート第1号様式）
- 手数料納付書
- 軽自動車税申告書
運輸支局内に見本があります。見本を見ながら書けば簡単に作成できます。
ステップ③：運輸支局窓口に全ての書類を提出する
持参した書類と運輸支局で記入した書類一式を運輸支局窓口に提出します。
書類に不備がなければ、新しい車検証が交付されるまで待ちます。
ステップ④：新しい車検証を受け取る
混雑していなければ、書類を提出してから1時間以内に車検証を受け取れます。
しかし、週末や月末、年末年始などの繁忙期は1時間以上かかることもあります。
新しい車検証を受け取ったら、記載内容に誤りがないか、その場でしっかり確認しましょう。
ステップ⑤：自動車税申告書を提出して税金の申告をする
自動車税申告書を提出しないと、自動車税納税通知書が旧住所に届いてしまいます。
トラブルのもとになるので、忘れずに行いましょう。
ナンバープレートの変更がない場合、名義変更の手続きはここで終了です。
ステップ⑥：ナンバープレートの変更手続き（変更が必要な方のみ）
ナンバープレートを返却する
運輸支局内のナンバー返納窓口に、ナンバープレートを返却します。
ナンバープレートの外し方や必要な工具は、返納窓口に用意されています。
ナンバープレートを購入して取り付ける
運輸支局内のナンバー交付窓口で、新しいナンバープレートを購入して、自分で取り付けます。
ナンバープレートを封印する
取り付けが終わったら、係員を呼んでナンバープレートに封印を行ってもらいましょう。
封印が終われば、名義変更の手続きは完了です。
5：自賠責保険の住所を変更する
運輸支局での手続きが完了後、自賠責保険の住所も変更しておきましょう。
保険会社に電話すればOKです。
