軽自動車にかかる税金について、いくらかかるのか細かい費用を把握したいですよね。
軽自動車にかかる税金は全部で以下3つ。
- ①環境性能割(旧名:自動車取得税):自動車購入時に納める税金
- ②自動車重量税:車の重量などに応じて納める税金
- ③軽自動車税:車の所有者が毎年納める税金
どの税金も普通車より安いです。
このページでは、3つの税金のうち「軽自動車税」の費用と支払い方法をご紹介します。
車のタイプや登録した時期によって税額が違うため、パッと見て分かる早見表にまとめました。
軽自動車税の年額料金早見表(平成27年4月1日以後に新規登録された軽自動車)
タイプ | 費用 |
【自家用】軽自動車 (四輪以上) |
10,800円 |
【営業用】軽自動車 (四輪以上) |
6,900円 |
【自家用貨物】軽自動車 (四輪以上) |
5,000円 |
【営業用貨物】軽自動車 (四輪以上) |
3,800円 |
三輪 | 3,900円 |
小型二輪 (250cc以上) |
6,000円 |
軽二輪 (125cc超で250cc以下) |
3,900円 |
原付 (90cc超で125cc以下) |
2,400円 |
原付 (90cc以下) |
2,000円 |
軽自動車税の年額料金早見表(平成27年3月31日以前に新規登録された軽自動車)
タイプ | 費用 |
【自家用】軽自動車 (四輪以上) |
7,200円 |
【営業用】軽自動車 (四輪以上) |
5,500円 |
【自家用貨物】軽自動車 (四輪以上) |
4,000円 |
【営業用貨物】軽自動車 (四輪以上) |
3,000円 |
三輪 | 3,100円 |
軽自動車税の年額料金早見表(新規検査から13年を経過した軽自動車 経年車重課)
タイプ | 費用 |
【自家用】軽自動車 (四輪以上) |
12,900円 |
【営業用】軽自動車 (四輪以上) |
8,200円 |
【自家用貨物】軽自動車 (四輪以上) |
6,000円 |
【営業用貨物】軽自動車 (四輪以上) |
4,500円 |
三輪 | 4,600円 |
軽自動車税の年額料金早見表(グリーン化特例の場合)
環境性能に優れた軽自動車には「グリーン化特例」措置があります。
平成31年3月31日までに新車登録を行っている車両の場合は、軽自動車税が「約25%~75%」減税されます。
対象車両は
- 電気自動車
- 燃料電池自動車
- 天然ガス自動車
です。
対象 | 税額 |
【平成21年】 排ガス規制10%以上低減 【平成30年】 |
約75%減免 |
燃費基準+30%達成
【平成17年】 【平成30年】 |
約50%減免 |
燃費基準+10%達成
【平成17年】 【平成30年】 |
約25%減免 |
軽自動車税とは「毎年納める税金」
車を所有している限り、毎年納めなければいけない税金です。
各市町村に納付します。
軽自動車税の支払い方法
一般的には以下4つあります。
- コンビニ納付
- 金融機関納付
- 口座振替
- クレジットカード納付
毎年4月に「納税通知書」が郵送されます。支払期限は5月末まで。
支払期限を過ぎてしまった場合は、コンビニなどで支払いができなくなることがあります。
その際は、市区町村の役所にお問い合わせしてみてください。
なお、支払い方法は市町村によって異なります。詳細は納付書に記載されているのでご確認くださいませ。
軽自動車税の支払い対象車両
以下4つあります。
- 原付:125cc以下のバイク
- 軽二輪:126cc〜250cc以下のバイク
- 小型特殊:フォークリフト・小型トラクターなど
- 軽自動車:660cc以下の自動車
注意点:1年間の途中に車を手放しても税金還付がない
普通車の自動車税の場合は、1年間の途中に車を手放すと月割りで自動車税の還付があります。
しかし、軽自動車税は税金の還付がありません。
軽自動車税は、毎年4月1日時点の所有者に対して、その年度1年分の軽自動車税が課税されます。
例えば、2021年4月1日に軽自動車を所有していて、2021年4月2日に車を手放す場合は、1年分の軽自動車税を全額支払う義務があります。
そのため、車を売却・廃車にする予定がある場合は、3月31日までに全てを終わらせておくと、無駄な税金を支払わなくて済みます。
まとめ
その他、自動車に関する税金に関しては下記記事をご参考ください。