一般的な中古車買取店やディーラー、一括査定サイトよりも高く車が売れると評判の楽天Carオークション。
中間業者が少ないため、高く売れる仕組みとなっていますが
- 本当に高く売れるの?
- どんな感じで進めるの?
- 専門知識がないと難しいのでは?
- やり取りが面倒なのでは?
という疑問があると思います。
そこで当記事では、実際に利用した経験をもとに、どんなやり取りが必要なのか?本当に高く売れるのか?どういうメリットがあるのか?デメリットや注意すべきポイントはどこなのか?ついて鋭く細かく踏み込んでまとめました。
楽天Carオークションを利用しようか迷っていて不安や疑問をお持ちの場合は、ぜひ参考にしてください。
公式:楽天Carオークション
楽天Carオークションの特徴・メリット7つ
企業情報
- 会社名:楽天カー株式会社
- 所在地:東京都世田谷区玉川一丁目14番1号 楽天クリムゾンハウス
- 事業内容:中古車の買い取り・販売、中古車のオークション市場の運営及び主催、ソフトウェアの開発
- 設立:2015年11月17日
楽天グループの「楽天カー株式会社」が運営する車のオークション出品サービスです。
旧名は「カープライス」というサービス名で運営されていました。
そんな楽天Carオークション(旧名:カープライス)の特徴・メリットは7つ。
- ①:一般的な買取業者よりも高く売れる可能性が高い
- ②:電話・査定のやり取りは楽天Carオークション1社だけ
- ③:複数業者から電話がかかってくることがない
- ④:出品作業をしなくてもいい
- ⑤:ローンが残っていても売れる
- ⑥:引取り・出張費・陸送費などの費用が無料
- ⑦:楽天ポイントが1,100ポイントもらえる
それぞれ詳しく解説します。
特徴・メリット①:一般的な買取業者よりも高く売れる可能性が高い
ポイント
ダイレクトで業者向けオークションに出品!中間マージンをカット
「楽天カーオークションが高く売れる」と耳にしたことがあるかもしれませんが、高く売れる仕組みがきちんと存在しています。
一般的な中古車買取と比較して、間に入る中間業者が少ないため中間マージンがかからないからなのです。
また、ダイレクトに業者向けのオークションに出品され、業者間で競り合いが行われることで、一般的な買取相場よりも高く売れる可能性が高くなります。
ディーラーの下取りよりは当然高くなりますし、業者並みの価格で売却できるのがメリットです。
特徴・メリット②:電話・査定のやり取りは楽天Carオークション1社だけ
ポイント
やり取りが簡単で楽
楽天カーオークションを利用する際は、電話・査定のやり取りは楽天Carオークション1社だけです。
査定から売却後の手続きなどを全て楽天Carオークションが行ってくれます。
また、車の検査を受けて査定をしてもらうのは一度だけなので、時間も手間もかからず簡単です。
特徴・メリット③:複数業者から電話がかかってくることがない
ポイント
営業電話に悩まされる心配ゼロ
一括査定サイトのように、複数業者から電話がかかってくることはありません。
また、複数業者から後追いの営業電話もかかってきません。
面倒さや煩わしさが一切ないので、ストレスフリーで利用できます。
特徴・メリット④:出品作業をしなくてもいい
ポイント
出品作業は完全に丸投げでOK
オークションと聞くと、メリカリやヤフオクを思い浮かべ「自分で出品するのは面倒だ」とイメージされていませんか?
写真撮影をしたり説明文を作り込んだり、購入者とのやり取りをするなど面倒ですよね。
しかも車の出品となると、専門知識がないとできないと思い込みがちです。
しかし、楽天カーオークションの場合は、出品作業を完全に丸投げでOKです。
車の写真撮影、説明文の作り込みなど、出品作業は全て楽天カーオークションの担当者がやってくれます。
もちろん落札者とのやり取りも全て行ってくれますし、車の引き取り手配まで全部やってくれます。
秘書を雇うものだとイメージして頂ければ分かりやすいと思います。
特徴・メリット⑤:ローンが残っていても売れる
ポイント
ローンがあっても売れるのは珍しいです
車を売却する際、車のローンが残っていると買取ってくれる業者は少ないです。
一般的にローンを完済してからでないと受け付けてくれません。
車を売りたいけど、ローンの一括返済ができなくて困っている人も多いでしょう。
しかし、楽天カーオークションの場合は、ローンが残っていても車を売却することが可能です。
さらに面倒な書類の手続きもすべてやってくれるので、とてもありがたいメリットです。
例:ローン残債処理の流れ
ローン残債が売却金額を下回る場合は、楽天カーオークションが売却金額から残債を差し引き、楽天カーオークションからローン会社へ残債を支払ってくれます。
50万円(売却金額)ー20万円(ローン残債)=30万円(最終入金金額)
という流れで、最終的に手元に残るお金だけ振り込んでくれます。
ローン残債が売却金額を上回る場合は、ローン残債から入金金額を差し引いた残りの分を楽天カーオークションの指定口座に振込み後、楽天カーオークションが残りの残債をまとめてローン会社へ支払いしてくれます。
80万円(ローン残債)ー50万円(売却金額)=30万円(楽天カーオークションに振り込む金額)
という流れで、最終的に残るローン残債分だけ楽天カーオークションに振り込めばOKです。
特徴・メリット⑥:引取り・出張費・陸送費などの費用が無料
ポイント
成約手数料以外は全て無料
車を引き取りに必要なレッカー代や引取り手数料など全て無料で行ってくれます。
種類の手続きも無料です。
成約が決まった時だけ売約手数料が22,000円かかる以外は追加費用は0円です。
特徴・メリット⑦:楽天ポイントが1,100ポイントもらえる
ポイント
楽天ユーザーに嬉しい
楽天Carオークションで車を売ると、楽天ポイントが1,000ポイントもらえます。
さらに、マイカー割登録をすれば追加で100ポイントもらえます。合計で1,100ポイントです!
楽天ポイントは、楽天市場や楽天トラベルはもちろん、近くのコンビニやドラッグストアや提携している飲食店などで1ポイント1円で利用できます。
公式:楽天Carオークション
楽天Carオークションの買取落札実績
楽天Carオークションの公式ページでは買取実績例がご紹介されています。
車種名 | 年式 | 走行距離 | 落札価格 |
ランドローバー | 2016年 | 38,334km | 310.6万円 |
セレナ | 2017年 | 60,064km | 182.1万円 |
N-BOX | 2013年 | 65,493km | 54万円 |
CX5 | 2016年 | 38,309km | 150.1万円 |
ワゴンR | 2013年 | 46,650km | 40万円 |
ポルシェ パナメーラ |
2012年 | 48,153km | 412.1万円 |
買取実績が多数で、1ヶ月で約300台ほどの落札が成立しています。
車種は国産車・輸入車問わず、普通自動車から軽自動車、ハイエースなど幅広く取引されています。
他にも掲載されているので、さらに詳しくご覧になりたい場合は、楽天Carオークションのホームページで確認してみてください。
公式:楽天Carオークション
楽天Carオークションの評判・口コミ
セルフ出品にすると出品までにやることが多くて面倒で大変という口コミが目立ちます。
しかし、セルフ出品にしなければ、対応が早く、ディーラーや買取店より高く売れたという口コミが多く見受けられました。
悪い評判・口コミ
いやもうあまりに面倒くさくて無理…疲れた顔楽天carオークション…セルフ出品があまりに大変…こんなに大変なら初めに言ってほしい…
まぁこれ終わらせれば後はいけるっしょ!が続きすぎる…
申告→撮影→必要書類準備の全てが思った以上に時間掛かる…もうやめたい…でもここまでやったのにという罠…出典:Twitter
出品は全てお任せかセルフ出品を選べますが、セルフ出品は面倒という口コミが多いです。
実際に私もセルフ出品を試みましたが、面倒すぎて途中で挫折しました。
良い評判・口コミ
11年乗って走行距離11万キロの査定額10,000円と言われたマイカーを自分で楽天のカーオークションに登録したら85,000円位で売却出来ました。
やってみる価値ありです♪
登録は比較的簡単でしたよ出典:Twitter
今の古いクルマを売ります。楽天カーオークションで売ることにしました。検査担当の方が1時間ほど検査して相場を教えてくれて、最低価格を決めてオークションに出してもらう感じです。迅速で丁寧で分かりやすかったし、間接マージンがないので高く売れそうな予感。新しいクルマの購入資金に充てます。
出典:Twitter
新車の納車日が決まったので今の車を買取査定に出しました。
・下取り 65万
・ディーラー 90万
・買取A 94.5万
・買取B 96万
・オークション 98.4万車の売却は初めての経験ですが、各社の営業手法が分かって有意義でした。最終的には楽天カーオークションで手数料後で最高値での成約となりました
出典:Twitter
公式:楽天Carオークション
楽天Carオークションのデメリット・注意点9つ
楽天Carオークションは一括査定や大手買取業者を利用するよりも高値で車が売れると評判が高いですが、デメリット・注意点が9つあります。
- ①:楽天会員でないと利用できない
- ②:売却の意思がないと検査をしてもらえない
- ③:査定額の理由や根拠が教えてもらえない
- ④:車両検査後すぐに最低落札価格(売り切り価格)を決める必要がある
- ⑤:車の売却までに時間がかかる
- ⑥:希望金額で売れないことがある
- ⑦:契約成立後のキャンセルは原則不可能
- ⑧:契約成立後は手数料が22,000円かかる
- ⑨:車によってはオークションに出品できない可能性がある
それぞれ詳しく知りたい場合は、楽天Carオークションのデメリット・注意点だけをこちらの記事でまとめていますので、ぜひご覧ください。
関連:楽天カーオークションのデメリット・注意点9選|キャンセル・手数料・トラブルはどう?
楽天Carオークション利用時の出品から売却・入金までの全ての流れ10ステップ
楽天Carオークションを利用する際は、以下の10ステップで流れが進んでいきます。
- ①:WEBから無料の検査を申し込む
- ②:検査日時を決める
- ③:車両検査をしてもらう(出張or店舗)
- ④:オークション出品の準備をする
- ⑤:オークションに出品
- ⑥:売買契約をする
- ⑦:必要書類を郵送する
- ⑧:車両の引き取り日時を決める
- ⑨:車を引取りにきてもらう
- ⑩:入金確認をする
それぞれ順を追って解説します。
①:WEBから無料の検査を申し込む
まずは楽天Carオークションのトップページから無料の検査に申し込みをします。
メーカー名、車種名、年式を選択して「オークション出品前の検査に申込む(無料)」ボタンをクリックして次に進みます。
公式:楽天Carオークション
上から順番に必要事項を入力します。
名前や住所は楽天に登録しているものがフォームに自動入力されています。
もし、登録した情報と異なる場合は、フォームを入力し直します。
個人情報入力欄の下に「検査希望日時」の欄があります。
上記のように希望日と時間帯を第三候補まで入力し「入力内容を確認する」ボタンをクリックします。
②:検査日時を決める
WEBから無料の検査を申し込んだ後に、楽天Carオークションの担当者から電話がかかってきます。
その際に、検査日時を決めます。
検査は出張で来てもらうか提携店舗まで出向くかを選べます。
なお、全ての地域で出張検査に対応しているわけではなく、エリアが限られているため、電話の際にご確認ください。
③:車両検査をしてもらう(出張or店舗)
車両検査は、車の付属品やオプションの確認、修理箇所や不具合の調査、写真撮影などを行います。
所要時間は1時間程度です。
検査開始前から検査が終わるまでは、以下の流れで進んでいきます。
検査開始前に付属品やオプションの準備をしておく
車の付属品やスペアキー、後付けのオプション品などは、売却価格アップに繋がるポイントです。
高値で売却するために検査開始前に準備しておきましょう。
検査開始前に準備しておくと、検査当日に確認してもらったものをセールスポイントに記載してもらえるので、オークション出品までスムーズに進められます。
なお、車検が切れている車でも、名義変更や登録抹消ができるので、対応してくれます。
積載車で運んだり、仮ナンバーを使って引き取りしてくれるので、安心してお任せできます。
検査開始時に行う手続きが3つ
検査当日は立ち会いが必要です。
その際、行う手続きが以下3つあります。
【過去の修理箇所や不具合箇所の申告をする】
楽天カーオークションの担当者が用意しているアンケート兼申込書に入力します。
申告漏れやウソがあるとトラブルになるため、正直に入力しましょう。
【 取り外し予定の装備品申告】
取り外し予定の装備品は、必ず事前に申告をしましょう。
検査後に装備品の取り外しがあった場合や取り外し時に周辺取り付けパネル等の損傷があると、買取金額が変動する可能性があるためです。
取り外し予定の装備品がない場合は、申告しなくてOKです。
【出品同意書に署名】
検査当日に楽天カーオークションのアドバイザーが持参する「出品同意書」に署名をします。
ポイント
車両検査の時間帯は、午前9時から午後5時までがおすすめです。(冬の場合は午後4時まで)
理由は、検査時に撮影する車の写真がキレイに撮影できる時間帯だからです。
写真がキレイに撮影できているかどうかで入札数や落札価格が変わります。車の写真も商品の一つと捉えておきましょう。
暗い場所で検査をした場合や夜間検査の場合は、不利になってしまうのです。
検査終了時に行う手続きが1つ
【最低希望落札価格の設定】
「最低でもこの値段で売りたい!」という価格を設定します。
価格を設定する際は、オークションアドバイザーが適正価格を案内してくれますが、納得がいかない場合は自分で好きな金額を決めてもOKです。
最低希望落札価格で落札された場合は、原則的にキャンセルできないため、納得のいく金額を設定しましょう。
その際、一括査定サイトなどを利用して「どのくらいの金額がつくのか?」事前に売却相場を調べておくと、価格設定に迷わないと思います。
検査後は落札されるまで待つだけ
車両検査後に、オークション開催日の連絡がメールで届きます。
特にやることや手続きは必要なく、オークションで落札されるまで待つだけです。
注意点
出張検査可能エリアは限られているため、お申し込み後にご確認ください。
検査終了後に出品を取りやめた場合はキャンセル費用として1万円かかります。
オークション出品を見合わせる場合は、検査日の前日までに連絡をしましょう。
なお、最低希望落札価格に満たなければ、キャンセル費用はかかりません。
④:オークション出品の準備をする
準備と言ってもほとんどやることがなく、楽天Carのオークションの担当者がオークション出品に必要な写真の撮影などを全て行ってくれます。
ほとんど何もせず待っているだけでOKです。
ただし、次に説明する「セルフ出品」という自分で行える制度もあります。
⑤:オークションに出品
オークションに出品する作業は基本的には楽天カーオークション側が全て行ってくれます。
自分で写真を撮影したり説明文を書く必要はありません。
しかし、セルフ出品という制度も用意されています。
セルフ出品とは?
自分で車の写真撮影をして、アンケートに回答して出品するサービスです。
日程調整することなく、誰にも会わずに出品が可能で、成約時の手数料は半額というメリットがあります。
しかし、手間がかかるのがデメリット。
セルフ出品は、めちゃくちゃ面倒なのであまりおすすめしません。
車に詳しい人で写真撮影が得意なら利用するのも一つの手です。
オークションに出品されるのは検査の翌日以降
車両検査即日にオークションに出品されるわけではなく、車両検査日の翌日以降の火曜日に出品されます。
例えば、火曜日に車両検査があった場合は、翌週の火曜日のオークションになります。
オークションの出品時間
毎週火曜日の午後に1台あたり2分です。
オークション中はパソコンやスマホで様子を見ることができます。
カーオークションの現場が見れるので楽しいと思いますよ!
なお、オークションを見なければいけないわけではないので、ご安心ください。
オークションを見ない場合は、オークション終了後1時間以内に楽天カーオークションからメールか電話で結果通知の連絡がきます。
もし落札されなかったらどうなる?
【出品した車が入札されなかった場合】
売り手がいないので売却することができません。
もし、最低希望落札価格を見直して再出品することもできます。
【最低希望落札価格を下回っている場合】
入札が入っているけど、最低落札希望価格を下回っている時は以下のどちらかを選べます。
- 入札が入っている価格で売却する
- キャンセルする
最低希望落札価格を下回っていても、入札が入っていれば売却可能です。
しかし、値段に納得がいかない場合は、キャンセルしてもOKです。キャンセル料はかかりません。
⑥:売買契約をする(車が落札されて売却する場合)
最低希望落札価格に達して落札された場合は、自動的に成約となり、電子申込書の契約手続きに進みます。
最低希望落札価格に達しなくても入札が入っていて売却を希望する場合は、電子申込書の売却ボタンを押して契約手続きに進みます。
注意ポイント
最低希望落札価格に達して落札された場合や売買契約後は、自己都合によるキャンセルはできません。
事故などで車に傷がついた場合は金額の変更orキャンセルになる可能性がある
売買契約後、事故などで車に傷がついてしまったり、出品時と状態が変わった場合は、売却金額が変更になる可能性があります。
また、大きく状態が変わった場合は、キャンセルになる可能性もあるので、何かあったらすぐに楽天カーオークションの担当者に連絡しましょう。
⑦:必要書類を郵送する
普通自動車と軽自動車では必要書類が異なります。
普通自動車の場合
- 自動車検査証(車検証)
- 自賠責保険証明書
- リサイクル券
- 自動車納税証明書
- 取扱説明書 / 整備手帳
- 印鑑登録証明書(発行後1ヶ月以内のもの2通)
- 譲渡証明書
- 委任状
記入が必要な譲渡証明書や委任状などの書類は、楽天カーオークションから郵送で送られてきます。
記入が必要な書類に記入し、発行日が書類の発送時点で1ヶ月以内の印鑑証明書などを同封して返送します。
軽自動車の場合
- 自動車検査証(車検証)
- 自賠責保険証明書
- リサイクル券
- 取扱説明書 / 整備手帳
- 軽自動車納税証明書
やり取りは普通自動車の場合と同じです。
⑧:車両の引き取り日時を決める
売買契約後、車両の引き取り日時を決めます。
オークションで落札された車両の引取りは、楽天カーオークションが提携している陸送会社が来てくれます。
陸送会社との日程調整をするため、希望日を3日指定します。
その後、希望日の中から日程調整し、陸送会社から引き取り日の連絡が来ます。
引き取りにかかる費用は無料です。
⑨:車を引取りにきてもらう
車を引取り時は、陸送費などの費用は一切かかりません。
⑩:入金確認をする
引き取ってもらった車の状態確認と書類の不備確認などが完了後、最大7営業日以内に自分が指定した銀行口座に入金されます。
入金される際は、売却金額からオークションの手数料22,000円が差し引かれて入金されます。
例えば、50万円で落札された場合、50万円-2.2万円=47.8万円が実際に受け取る金額です。
ローンの残債が残っている場合
ローンの残債処理の手続きは楽天カーオークションが代行でやってくれます。
【残債が入金金額を下回る場合】
楽天カーオークションが入金金額から残債を差し引き、楽天カーオークションからローン会社へ残債を支払ってくれます。
ローンを差し引いた残りの金額が銀行に入金されます。
例
例:50万円(入金金額)ー20万円(ローン残債)=30万円(最終入金金額)
【残債が入金金額を上回る場合】
ローン残債から入金金額を差し引いた残りの分を楽天カーオークションの指定口座に振込み後、楽天カーオークションが残りの残債をまとめてローン会社へ支払いしてくれます。
例
80万円(ローン残債)ー50万円(入金金額)=30万円(楽天カーオークションに振り込む金額)
売却後の名義変更は翌月末までに完了
オークションで売却した車の名義変更は、必要書類を落札店に発送した日の翌月末までに変更されます。
公式:楽天Carオークション
まとめ
楽天Carオークションのメリットや利用時の流れについて細かく解説しました。
メリットをおさらいします。
- ①:一般的な買取業者よりも高く売れる可能性が高い
- ②:電話・査定のやり取りは楽天Carオークション1社だけ
- ③:複数業者から電話がかかってくることがない
- ④:出品作業をしなくてもいい
- ⑤:ローンが残っていても売れる
- ⑥:引取り・出張費・陸送費などの費用が無料
- ⑦:楽天ポイントが1,100ポイントもらえる
車を高く売りたい人には最適なサービスです。
ただし、高く売ることが最終目的であっても、向いている人・向いていない人が分かれるサービスなので、自分の状況に合わせて利用を検討してみてください。
楽天Carオークションに向いている人
- 車を高く売りたい人
- 車を売ることを決めている人
- 一括査定を利用したくない人
- フリマが面倒だと感じる人
- オークションで売れるまで待てる人
上記の方は楽天Carオークションに向いていると思います。
公式:楽天Carオークション
楽天Carオークションに向いていない人
- 1日でも早く車を売りたい人
- 複数社検討したい人
- どれくらいで売れるか相場だけ知りたい人
- 重機を売りたい人
上記の方は楽天Carオークションが肌に合わないと思います。
1日でも早く売りたい、複数社検討したい、相場を知りたいという場合は、一括査定サイトが向いていると思います。
関連:中古車の一括査定サイトおすすめベスト3|選び方と活用方法も解説
重機やトラック、バスなどの特殊な車両は、専門で買取を行っている業者の方が高額買取が期待できます。
その際は、トラック王国がおすすめです。