当記事では、運転免許証の更新にかかる時間と受付時間についてご紹介します。
全国の受付時間一覧
運転免許証の更新手続きの受付時間は、各都道府県の施設ごとによって異なります。
そのため、該当の都道府県をクリックして受付時間の詳細をご確認ください。
エリア | 都道府県名 | |||
北海道 | 北海道 | |||
東北 | 青森 | 岩手 | 宮城 | 福島 |
秋田 | 山形 | |||
関東 | 東京 | 神奈川 | 埼玉 | 千葉 |
茨城 | 栃木 | 群馬 | ||
甲信越・北陸 | 新潟 | 長野 | 富山 | 石川 |
福井 | 山梨 | |||
中部 | 静岡 | 愛知 | 岐阜 | 三重 |
近畿 | 大阪 | 京都 | 滋賀 | 兵庫 |
奈良 | 和歌山 | |||
中国 | 岡山 | 広島 | 鳥取 | 島根 |
山口 | ||||
四国 | 徳島 | 香川 | 愛媛 | 高知 |
九州 | 福岡 | 佐賀 | 長崎 | 熊本 |
大分 | 宮崎 | 鹿児島 | ||
沖縄 | 沖縄 |
運転免許証の更新にかかる所要時間
合計で2〜4時間程度かかるのが目安です。
運転免許証の更新手続きで行うことは以下7つです。
上から順番に進めていきます。
- ①:運転免許証の更新申請書を作成する
- ②:運転免許証の更新手数料を支払う
- ③:適正検査(視力検査)を受ける
- ④:登録受付をする
- ⑤:写真撮影をする
- ⑥:更新時の講習を受講する
- ⑦:新しい運転免許証を受け取る
一番時間がかかるのは更新時の講習で30〜2時間かかります。
それ以外を合わせると合計で2〜4時間程度かかります。(※混雑状況による)
それぞれどれくらいの時間がかかるのか細かく見ていきましょう。
①:運転免許証の更新申請書を作成する(所要時間目安3分)
運転免許証の更新を行える運転免許センターや各警察署にある見本を見ながら記入できます。
記入項目は多くないため3分程度で終わります。
②:運転免許証の更新手数料を支払う(所要時間目安3分〜)
更新手数料を支払うだけなので、こちらも3分もあれば終わります。
しかし、窓口の前に順番待ちしている人が多ければ、その分時間がかかります。
東京など人口が多い都市では並ぶ可能性が高く、時間がかかる傾向にあります。
③:適正検査(視力検査)を受ける(所要時間目安5〜10分)
検査にかかる時間は5〜10分程度で終わりますが、混雑状況によって変わります。
順番待ちしている人が多ければ、その分時間がかかります。
東京など人口が多い都市では並ぶ可能性が高く、時間がかかる傾向にあります。
④:登録受付をする(所要時間目安3分〜)
こちらも受付だけなので時間はかかりません。
しかし、順番待ちしている人が多ければ、その分時間がかかります。
東京など人口が多い都市では並ぶ可能性が高く、時間がかかる傾向にあります。
⑤:写真撮影をする(所要時間目安5分)
写真撮影するだけなので時間はかかりません。
しかし、順番待ちしている人が多ければ、その分時間がかかります。
東京など人口が多い都市では並ぶ可能性が高く、時間がかかる傾向にあります。
⑥:更新時の講習を受講する(所要時間目安30分〜2時間)
免許更新手続きの中で一番時間がかかります。
道路交通法の改正の講習、運転者としてより高い安全運転を心がけるための講習などが行われます。
所要時間が30分〜2時間とバラつきがあるのは、講習区分によって講習内容が変わるからです。
講習区分は、運転免許の所得してからの年数、交通違反の回数や減点数、年齢によって変わります。
それぞれの講習区分の分かれ方と所要時間は以下です。
更新期間満了日の年齢が満70歳未満の方
継続年数 | 条件 | 講習区分 | 講習時間 |
5年以上 | 無事故・無違反 | 優良 | 30分 |
3点以下の違反が1回のみ | 一般 | 1時間 | |
上記以外 | 違反 | 2時間 | |
5年未満 | 無違反又は3点以下の違反 が1回のみ |
初回 | 2時間 |
上記以外 | 違反 | 2時間 |
自分の講習区分を知る方法
上記表を見ても、どれくらいの違反点数があるか分からない場合があると思います。
その際は、更新前に送られてくる更新通知ハガキに講習区分が記載されています。
そちらと上記表の所要時間を照らし合わせれば、自分がどれくらい講習で時間がかかるのかを把握できます。
優良(無事故・無違反)
- 講習時間:30分
- 手数料:3,000円(高齢者講習終了者は適性検査のみで2,500円)
- 講習内容:道路交通法の改正などの講習
手数料は全国一律です。
受付時間は各施設によって異なります。
一般(3点以下の違反が1回のみ)
- 講習時間:1時間
- 手数料:3,300円(高齢者講習終了者は適性検査のみで2,500円)
- 講習内容:道路交通法の改正、高い安全運転を心がけるための講習などの講習
手数料は全国一律です。
受付時間は各施設によって異なります。
違反(優良・一般の条件を超える場合)
- 講習時間:2時間
- 手数料:3,850円
- 講習内容:道路交通法の改正、高い安全運転を心がけるための講習、交通事故の事例ビデオなどの講習
手数料は全国一律です。
受付時間は各施設によって異なります。
初回(無違反又は3点以下の違反が1回のみで初めて免許証を更新する場合)
- 講習時間:2時間
- 手数料:3,850円
- 講習内容:道路交通法の改正、高い安全運転を心がけるための講習、交通事故の事例ビデオなどの講習
手数料は全国一律です。
受付時間は各施設によって異なります。
満70歳以上の方は「高齢者講習」が必要
満70歳以上の方は運転免許更新手続き前に、高齢者講習の受講が必要です。
高齢者講習は運転免許証の有効期間満了日の6ヵ月前から受講できます。
【運転免許の有効期間満了日時点で満70歳以上75歳未満の方】
- ビデオ視聴などによる座学(30分)
- 検査器を使った運転適性の指導(30分)
- 教習所での運転指導(60分)
- 講習時間:2時間
- 手数料:5,100円
講習受講後に交付される「高齢者講習終了証明書」を持参して、運転免許証の更新手続きを行います。
運転免許証の更新手続きの際は、適性検査のみです。再度講習を受講しなくてもOKです。
【運転免許の有効期間満了時点で満75歳以上の方】
満75歳以上の方は高齢者講習の前に認知機能検査の受講が必要です。
- 検査内容:認知機能検査
- 検査時間:30分
- 手数料:750円
認知機能検査の総合点により、高齢者講習の内容が変わります。
1.認知機能検査が76点未満の場合
- 病院で臨時適性検査を受ける
- 医師の診断書を提出する
いずれかが必要です。
認知症でなければ高齢者講習を受講できます。
もし認知症と診断されたら免許停止、または取り消しとなります。
その際は、運転免許証の自主返納手続きを行い、運転経歴書を発行すれば身分証明書として持っておける他、タクシーやバスなどの優遇制度を受けられます。
- 講義(30分)
- 視力などの適性検査(30分)
- 教習所のコース内運転指導(60分)
- 個別指導(60分)
- 講習時間:3時間
- 手数料:7,950円
講習受講後に交付される「高齢者講習終了証明書」を持参して、運転免許証の更新手続きを行います。
運転免許証の更新手続きの際は、適性検査のみです。再度講習を受講しなくてもOKです。
2.認知機能検査が「76点以上」の場合
病院で臨時適性検査を受けたり、医師の診断書を提出する必要はありません。
そのまま高齢者講習を受講できます。
- 講義(30分)
- 視力などの適性検査(30分)
- 教習所のコース内運転指導(60分)
- 講習時間:2時間
- 手数料:5,100円
講習受講後に交付される「高齢者講習終了証明書」を持参して、運転免許証の更新手続きを行います。
運転免許証の更新手続きの際は、適性検査のみです。再度講習を受講しなくてもOKです。
⑦:新しい運転免許証を受け取る(所要時間目安5〜10分)
講習を受けた後は、すぐに新しい運転免許証を受け取れます。
運転免許証の更新手続きでかかる合計時間
- 運転免許証の更新申請書作成:3分
- 運転免許証の更新手数料を支払う:3分
- 適正検査(視力検査):5〜10分
- 登録受付:3分
- 写真撮影:5分
で合計約20分です。
ただし、ほとんど並ばない場合の最短時間なので、混雑状況によっては約1〜2時間かかることもあります。
さらに、講習で30〜2時間かかります。
講習区分別に合計時間を算出すると
- 優良:約1時間
- 一般:約1時間30分
- 違反・初回:約2時間30分
が運転免許証の更新にかかる最短の所要時間です。
ただし、上記の所要時間で進むことはほぼあり得ません。
地方都市なら+30分〜1時間、人口が多い都市なら+1〜2時間を目安に見ておくといいでしょう。
運転免許証の更新にかかる所要時間をなるべく短縮するコツ
受付時間を事前に調べ、受付開始時間よりも早めに到着すれば、受付で待つ時間が短縮されるため所要時間を短縮できます。
また、平日の午前中が狙い目です。
特に、午前中の受け付け開始直後に手続きを始めるのが一番短い時間で更新できます。
施設によっては、土曜・日曜も受け付けている場所もありますが、かなり混みやすく時間がかかってしまいます。
一番混雑するのは、年末年始・お盆・ゴールデンウィークなどの大型連休前後です。