廃車をするような事故車やボロボロな車、他社で買取額がつかなかった車の買取してくれることで人気の廃車本舗。TVCMでも話題です。
日本全国で引取り・廃車手続き無料で指定場所まで買取にきてくれることから人気があります。
この記事では、以下のような疑問・悩みを解決できる記事を用意しました。
- 廃車本舗の特徴は?
- 廃車本舗の評判や口コミは?
- 廃車本舗を利用する上での注意点は?
- 廃車本舗に買取依頼する手順は?
実際に、廃車本舗を利用した経験からこの記事を書いています。
この記事を読めば、廃車本舗の評判・口コミを知ることができ、どんな業者・サービスなのかを知ることができます。
あわせて「廃車本舗を利用する上での注意点4つ」も解説していますので、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。
なお、今なら無料で査定を受けられるので、気になる場合は査定で見積もりを出してもらってみてください。百聞は一見にしかずです。
廃車本舗公式サイト:廃車買取査定
廃車本舗の特徴
廃車本舗は、アイ・エッチ・エム・トレイド株式会社が運営する廃車買取のサービスです。
廃車買取と言えば「カーネクスト」や「ハイシャル」なども有名ですが、廃車本舗も人気があります。
そんな廃車本舗の特徴は5つ。
- 日本全国で対応で対象車両も豊富
- 他社で0円査定でも買取額がつく(査定は無料)
- 引取り・廃車手続き・レッカー代・還付金の代行手続きが無料
- 立ち合い査定がない
- スタッフの対応が早く親切で丁寧
それぞれ詳しく解説します。
特徴①:日本全国で対応で対象車両も豊富
ポイント
対応エリアが日本国内全域
廃車本舗は、日本国内47都道府県の地域で買取に対応しています。
北は北海道の羅臼町、南は沖縄の宮古島や石垣島まで。
日本の端から端まで引取にきてもらえます。
たとえ動かない車であってもレッカー代を支払う必要がありませんし、ボロボロの車を指定場所まで運ぶ必要もありません。
日本全国対応しているのはユーザーにとって嬉しいポイントですよね。
ただし、一部の山間部や離島などは引取できない場合があるので、査定後にご確認ください。
廃車本舗で買取してもらえる対象車両
事故車、不動車、古い車なども買い取りしてもらえます。
他社で値段がつかないと言われた場合でも買値がつきます。
一般的な自動車だけではなく、トラックや業務用車両、ユンボなどの重機、特殊自動車なども対象です。
また、法人名義の車、営業ナンバーの車も対象です。
特徴②:他社で0円査定でも買取額がつく(査定は無料)
ポイント
廃車買取専門店ならではの強み
なぜ、他社で0円査定でも買取額がつくのか?疑問ですよね。
ディーラーの場合、下取り後に廃車業者に流すため、査定額が0円か大幅に安かったり、廃車するユーザーが費用を支払うケースも少なくありません。
ディーラーが基準になっていると「なにか怪しいことをやっているのでは?」と不安に感じるかもしれません。
他社で0円査定でも買取額がつく理由は大きく分けて3つあります。
理由①:中間業者を通さないから余計なマージンがかからない
廃車買取専門店では、日本では乗れないような車を、東南アジアやアフリカなどの海外に輸出することも行っています。
しかし、自社で販売経路を持っているかどうかで残る利益が変わります。
廃車本舗は、海外輸出事業と連携しており、直接の販売経路を持っています。
つまり、自社で買取から販売までを一括で行うことにより、中間マージンがかからない状態です。
だからこそ、より高額で車を買い取ることができるのが理由の一つです。
理由②:自社運営の自動車解体工場を国内3ヶ所に所有している
どう頑張っても海外に輸出したところで、乗れる状態の車じゃない場合がありますよね。
その場合でも買取額がつくのは、廃車を解体した後の部品が売れたり、廃車した車の金属が再利用できるからなんです。
とはいえ、廃車や事故車の買取専門店だとしても、自社で工場を持たずに、専門業者に委託する形をとっていれば、委託先に支払う費用が発生します。
すると、車を買取する会社の利益が少なくなってしまうため、買取査定額にも影響を及ぼします。
しかし、廃車本舗では、自社の工場を持っているため、委託費用を支払う必要がありません。
余分な経費がかからないので、他社で0円でも買取額がつきます。
理由③:24時間受付をしていないから多額の人件費がかかっていない
廃車買取専門店では、24時間体制で運営しているところがあります。
しかし、廃車本舗では、24時間体制の受付を行っていません。
24時間体制で運営すれば、その分の人件費がかかりますが、24時間体制で運営しないことで人件費をカットしています。
浮いた人件費を車の高価買取という形で還元してくれている企業努力の賜物です。
特徴③:引取り・廃車手続き・レッカー代・還付金の代行手続きが無料
ポイント
廃車に関わる各種費用が全て無料
一般的に、事故車、古い車など廃車する場合は、以下のような廃車に関する各種手数料がかかります。
車が動かない場合は、レッカー代や引取り手数料。
廃車に関わる代行手続き費用。
自動車税の還付金代行手続き費用。
しかし、廃車本舗は全て無料で行ってくれます。
各種手続きが面倒で、車のプロじゃないと分からないことだらけなことが多いですが、廃車本舗では丁寧に教えてくれます。
特徴④:立ち会い査定がない
ポイント
スピード査定が実現
廃車本舗の査定は、ホームページの無料査定入力フォームに入力するだけで査定額が分かります。
その後、査定をしてもらうために現地に来てもらう必要がないので、査定をした即日〜1日後には査定が完了します。
利用する側としても、すぐに金額が分かって便利ですし、立ち会いの日程を調整する手間がかからないです。
特徴⑤:スタッフの対応が早く親切で丁寧
査定後に電話でお問い合わせしてみた対応も、引取りにきてくれたスタッフの方の対応もとても雰囲気がよく、親切で丁寧です。
必要書類や手続きの流れなど「こんなこと聞いて良いのかな?」というような疑問点や分からないことも誠実に答えてくれます。
廃車本舗公式サイト:廃車買取査定
廃車本舗と他社の比較
ディーラーや中古車販売店との比較
廃車本舗 | ディーラー・中古車販売店 | |
引取手数料 | 0円 | 1〜2万円 |
レッカー代 | 全国0円 | 2〜3万円 |
解体費用 | 0円 | 1〜2万円 |
手続き代行費用 | 0円 | 約1万円 |
合計 | 0円 | 5〜8万円 |
廃車本舗では、廃車にかかる手数料を取られませんが、ディーラーや中古車販売店では手数料を取られてしまうことが多いです。
ディーラーや中古車販売店で値段がついても、手数料負けして出費になることがありますが、廃車本舗では手数料がかかりません。
廃車本舗の評判・口コミ
廃車本舗の評判・口コミを当サイト独自のアンケートを取って集めてみました。
悪い評判・口コミ
廃車本舗の悪い評判、不満、ストレスには
- 引取り当日の連絡が直前すぎた
- キャンセル料がかかるのを知らなかった
といった声が見受けられました。
できれば前日までに何時頃になるのか連絡が欲しかったです。
その時、成約後のキャンセルは3万円かかると言われてビックリしました。
良い評判・口コミ
続いて、廃車本舗の良い評判をご紹介していきます。
- 他社と比べて査定額が高かった
- 面倒な手続きを全部やってくれて助かった
- 面倒な現車確認がなくスピーディーだった
- 対応が丁寧だった
といった声が多く見受けられました。
廃車本舗公式サイト:廃車買取査定
廃車本舗を利用する際の注意点は6つ
評判や口コミがとても良い廃車本舗ですが、注意点が以下6つあります。
- 査定金額に有効期限がある
- 大型車両・特殊車両の場合は自走できる車のみ
- 状態によっては買取できない車がある
- ローンが残っている車は買取不可
- 車の引取は夜間と日曜は不可
- 成約後のキャンセルはキャンセル料がかかる
トラブルにならないように利用する前に必ず確認しておきましょう。
注意点①:査定金額に有効期限がある
無料査定後に提示された金額は、7日間の有効期限が設けられています。
例えば、3月1日に査定金額が10万円を提示されたとします。
その買取金額は7日間のみ保証され、3月7日までに売却を決めれば10万円で買い取ってくれます。
しかし、3月8日以降に売却を決める場合は、査定額10万円の有効期限が切れているため、10万円より安くなることがあります。
注意点②:大型車両・特殊車両の場合は自走できる車のみ
トラックや業務用車両、ユンボなどの重機、特殊自動車でも買い取りしてもらえますが、自走できる車のみ対応しています。
自走できない車は対応していません。
注意点③:状態によっては買取してもらえない車がある
以下の状態の車は買取してもらえないのでご注意ください。
- エンジンなど大幅に部品やパーツをご自身で取り外されている場合
- 炎上、もしくは消火剤を散布されている車両の場合
- 浸水した車両の場合
- 法律上問題があると判断された場合
上記のとおり、廃車本舗は全ての車に対して買取額の保証をつけていません。
もし廃車本舗で査定額が0円になった場合は、1円以上の買取保証をつけている業者があるため、そちらで査定してみると良いでしょう。
注意点④:ローンが残っている車は買取不可
ローンが残っている車は買取不可となっています。
もしローンが残っている場合は、残債を全て完済後、所有権解除の手続きが完了すれば買取してもらえます。
注意点⑤:車の引取は夜間と日曜は不可
車を引き取りにきてもらう日時は、夜間と日曜日は対応していません。
土曜日及び祝日はエリアによって可能な場合があるので、無料査定後の手続き時にご確認ください。
なお、それ以外の日時であれば、希望ができます。
注意点⑥:成約後のキャンセルはキャンセル料がかかる
無料査定後に、提示された金額に納得が行かない場合は、キャンセルをしてもキャンセル料がかかりません。
しかし、成約後にキャンセルする場合は、一律3万円のキャンセル料がかかります。
成約は、必要書類を揃え、返送した書類が廃車本舗に届いた時点です。
こちらから書類を提出しない限り成約とみなされないのでご安心ください。
廃車本舗公式サイト:廃車買取査定
廃車本舗での買取の流れ
廃車本舗での買取までの流れは以下5ステップです。
- ①:廃車本舗のホームページから無料査定をする
- ②:査定額を教えてもらう
- ③:廃車本舗に必要書類を提出する
- ④:廃車を引取りにきてもらう
- ⑤:入金確認をする
順を追って解説します。
ステップ①:廃車本舗のホームページから無料査定をする
まずは、廃車本舗のホームページにアクセスします。
廃車本舗公式サイト:廃車買取査定
トップページ右にある無料査定入力フォームを入力します。
1.メーカー
査定に出すメーカーを選択します。
トヨタ、ホンダなど。
2.車種
メーカーを選択すると、メーカーごとの車種が選択できます。
査定に出すメーカーを選びます。
3.状態
現在の車の状態を選択します。
- 可動車
- 動かない(バッテリー上がり)
- 動かない(その他)
- 長期放置
- 事故車
- 故障車
のうち、該当するものを選んでください。
4.お名前
自分の名前をフルネームで入力します。
5.電話番号
日中連絡が取れる電話番号を入力します。
6.都道府県
現在住んでいる都道府県を選択します。
全て入力後に「無料査定スタート」ボタンをクリックします。
「無料査定スタート」ボタンをクリック後に上記ページに切り替わります。
早ければ、5分後くらいに廃車本舗から査定結果の電話がきますので、手元に車検証を準備しておきましょう。
なお、無料査定の申し込みは24時間受け付けていますが、査定結果を教えてもらえる受付時間は日曜日を除く9時~21時までです。
ステップ②:査定額を教えてもらう
一般的な買取店であれば店舗や自宅で立ち会いが必要です。
しかし、廃車本舗は無料査定フォームに入力後、早ければ5分後くらいに廃車本舗から査定結果の電話がきます。
電話の際に、より正確な査定額を出せるようにと
- 年式
- 走行距離
- 型式
- 車検の残り期間
- 外装のキズ有無
- カスタムの有無
を聞かれます。
車検証が手元にあると、より正確に回答できるので、車検証の写真を撮っておくか手元に用意しておくかしておくと、より正確な査定額を教えてもらえます。
もし車検証を手元に用意できなくても、電話の後に車検証の写真をメールで送ると、より正確な金額の査定額を教えてもらえます。
その際、車検証の名前や住所をモザイクなどで隠した写真でもOKなので、個人情報が漏れる心配はありません。
なお、私が査定を出した際の結果は
- 年式:10年
- 走行距離:55000km
- 車検残り:6ヶ月
- 外装のキズ有無:なし
- カスタム:なし
で15〜20万円と教えてもらいました。
ディーラーで査定した金額が10万円だったので、それよりも高かったです。
ちなみに、廃車本舗の電話対応はとても丁寧で、売り込みなどの営業は全くありませんでした。
とても好印象でした。
査定金額が分かるまでの日数は即日〜1日後
査定金額は、査定を出した当日または翌営業日中に教えてくれます。
日曜日はお休みなので、月曜日に教えてくれます。
もし査定金額に納得がいかなければ、そのままキャンセルの連絡をする必要はありません。もちろんキャンセル費用はかかりません。
他社とじっくり比較してみましょう。
廃車本舗の査定金額に納得がいくもので、買取のお願いをする場合は、その旨を伝えれば廃車本舗から確認書類が郵送されます。
確認書類が届いても必要書類を返送するまではキャンセル料がかかりません。
ステップ③:廃車本舗に必要書類を提出する
大型車・普通車を買い取ってもらう場合と軽自動車を買い取ってもらう場合の必要書類が若干異なります。
それぞれ記載しておきますね。
なお、買取に必要な書類の提出方法は、廃車本舗から確認書類が送られてくる際に、返信用のレターパックが届きます。
返信用のレターパックに必要書類を入れて投函すればOKです。
もちろん、書類提出の郵送代は無料です。
廃車本舗に大型車・普通車を買い取ってもらう場合の必要書類
- 車検証
- 自賠責保険証明書
- リサイクル券
- 印鑑証明書
- 実印
- 身分証明書
車検証、自賠責保険証明書、リサイクル券は、車のダッシュボードの中に一緒に入っていると思います。
もしリサイクル券が見当たらない場合は、車検証からリサイクル料金が預託されているかどうかを調べることができるため、預託されていれば再発行する必要はありません。
印鑑証明書は、お住いの市区町村の役所で取得する必要があります。
実印はシャチハタNGです。
身分証明書は運転免許証でOKです。
車検証の有効期限が切れている場合は、自走できないため、レッカー車を用いて無料で引取りすることになります。
そのため、無料査定の査定金額を確認後、買取額がつく場合は、車検証を再発行しておきましょう。
廃車本舗に軽自動車を買い取ってもらう場合の必要書類
- 車検証
- 自賠責保険証明書
- リサイクル券
- 実印
- 身分証明書
大型車・普通車と違い、印鑑証明書が不要です。
必要書類を廃車本舗に送った後にキャンセルをする場合は、 一律3万円のキャンセル料がかかりますのでご注意ください。
ステップ④:車を引取りにきてもらう
1.日程調整をする
必要書類を提出し、書類の確認が終わり次第、引き取りにきてもらう日時調整の電話があります。
日時が決まったら、担当スタッフが引き取りにきてくれます。
なお、夜間と日曜日は引取りにきてくれません。
土曜日と祝日は、地域によって対応してくれるかどうかが違うので相談してみてください。
なお、夜間の引取りは、安全上の問題から他社でも対応していません。
ちなみに、レッカー車で引取りの場合は、前面道路幅や進入経路などを聞かれます。
2.引取り当日
引取り当日は、現車確認などなく10分くらいで終わります。
車を引取ってもらった後は、入金を待ちましょう。
ステップ⑤:入金確認をする
車を引取ってもらった後は、必ず入金確認をしましょう。
買取金額を受け取る方法と日数
買取金額を受け取る方法は、買取依頼者が指定する銀行口座に振り込まれます。
銀行口座は地方銀行や信用金庫でも問題ありません。
買取金額を受け取るまでの日数は、廃車本舗で買取してもらうために必要な書類を全て提出し、車両の引取り完了後、銀行の2~3営業日後までに受け取ることができます。
例えば、月曜日に書類の提出と車両の引取りが完了すれば、その週の水曜か木曜までに指定の銀行口座に振り込まれます。
もし、金曜日に書類の提出と車両の引取りが完了すれば、翌週の火曜か水曜までに指定の銀行口座に振り込まれます。
還付金の手続きについて
廃車本舗とのやり取りで必ずご案内があると思いますが、念のため記載しておきますね。
自動車税の還付申請手続きは廃車本舗が無料で行ってくれます。
ただし、手続きまでです。
実際に還付金の受取は、買取依頼者が行う必要があります。
とはいえ、還付金を受取るのに何かする手間はなく、自動車税の還付金の通知を待つのみです。
通知は約2ヶ月後に届きます。
備考
廃車手続き完了後は、「登録識別情報等通知書」または「自動車検査 証返納証明書」のコピーが郵送されます。
廃車本舗公式サイト:廃車買取査定
まとめ
廃車本舗は、無料査定をする手間が少なく、査定額が出るまでもスピーディーです。
さらに、査定額がつきやすく、スタッフの対応も親切丁寧で、売り込み色が強くないため、気持ちよくやり取りができます。
評判や口コミも高評価が多く、満足度の高い廃車・事故車の買取専門店です。
ただし、必要書類を返送した後のキャンセルは、キャンセル料が3万円かかるので、注意したいところです。
廃車本舗公式サイト:廃車買取査定
なお、廃車買取の査定見積もりを出してもらう際は、廃車本舗1社だけではなく最低3〜5社の複数業者に査定するのが高く売るコツです。
優良な廃車買取業者についてまとめた記事があるので、ぜひ目を通してみてください。